今日はチャンピオンズリーグの抽選。
イタリアからは5チームが出場という革新的なフォーマットだ。
ファビオ・カペッロが、ガゼッタ・デロ・スポルト紙で語った。
カペッロさん、レアル・マドリーが優勝候補でしょうか?
「紙の上ではそうだ。だが、志高く戦う相手に十分注意が必要だ。
特に、グアルディオラのマンチェスター・シティだろう」
では、その次には?
「インテルを入れておきたい。あらゆる面で競争力はある。
豊富な戦力に加え、メンタリティーもいいね。イスタンブールの決勝、スクデット。優勝する条件は十分だ。
それから、シティ相手に互角に渡り合っているアーセナルも。プレミアリーグとチャンピオンズリーグのどちらも狙える」
まとめると、マドリー、シティ、インテル、アーセナル?
「そうだ。そして、これから構築していくパリSG。エムバペを失ったので、様子見だが、独自性があり、素晴らしい結果を残せる。
それに、バイエル・レバークーゼンも成長したようだ。ドイツ勢では最も危険なライバルだ。優勝して、とても面白い成長過程にいる」
バイエルンは?
「あまり信用できない。以前のようにまとまりや結束が見えない。
少し緩んだ感じだ。だが、コンパニが他の監督ができていないことを成し遂げるかもしれない。
シーズンは始まったばかりで、手がかりは少ない。新監督や新選手もいて、中にはまだ数試合しか出場していない選手もいる。ミランのことも考えている」
他のイタリア勢は?
「ユベントスは、新戦力がコーチのメンタリティーにとてもうまく溶け込み、すでにティアゴ・モッタの影響が見て取れる。アトランタには、もう何も言うことはない。誰にとっても常に脅威だ」