2027年のチャンピオンズリーグ決勝がミラノで開催されないことが明らかになった。La Repubblica紙によると、インテルとACミランは、WeBuildが提案したメアッツァスタジアムの改修計画を承認したという。費用は約5億ユーロで、2つのクラブで負担する。
一方、9月24日にプラハで開催されるUEFA執行委員会では、ミラノによる2027年のチャンピオンズリーグ決勝開催地辞退が承認される見通しだ。ミラノの再建計画が完了していないため、決勝がローマで開催される可能性がある。
同紙によると、2032年にイタリアとトルコで開催されるユーロに向けてのスタジアム改修が必要性が優先された。UEFAは、工事中のスタジアムで決勝を開催することは想定していない。
ミラノ市長、ベッペ・サラは、インテルとACミランが賛成していることをグラビナに伝えた。イタリアサッカー連盟(FIGC)は、2026年10月31日までにEuroのスタジアムに関する書類を提出する必要がある。書類には、プロジェクトと財務状況が含まれており、2027年3月に、ミラノ・コルティナ2026オリンピックの後に工事が開始される。
現時点で、改修案は各クラブで優先されている。改修には約10億ユーロの費用がかかるとみられていたが、これにより費用を半分に抑えることができる。