フランスとのネーションズリーグの試合を明晩パルク・デ・プランスで迎えるにあたり、ルチアーノ・スパレッティはイタリアサッカー協会のチャンネルと記者会見で、EUROドイツ大会の後に控える初戦への期待を語った。
「ドイツでの残念な結果の後で、このユニフォームを着る我々の誇りを示す必要がある。変えるべき点はたくさんあり、今も変えているところだ。トレーニングで実践したので、今度は試合でもその成果を見せなければならない。自分自身に対する信頼を取り戻し、ファンにも我々への信頼を取り戻してもらわなければならない。新たな道のりを切り開き、ここから何か新しいものを生み出さなければならない。選手たちには、背筋を伸ばし、後悔を背負い込まないという意気込みが見られる」と強調した。
―フランスに何を期待されていますか？
「フランスは非常にレベルの高い選手を抱えているので、戦術的には常にチームとしてまとまる必要がある。オープンなフィールドでの攻守の切り替えは、我々にとって非常に危険になり得る。我々には困難な場面が訪れるだろうが、チームとして立ち向かうことで乗り切ることができる」
フランスのチームで最も輝く星は、キリアン・エムバペだ。
「チームでマークし、全員で協力する」
―選手たちをどう見ていますか？
「トレーニングでは素晴らしいものが見られた。参加意欲、積極性、そしてやるべきことに対する信頼感だ。これらは非常に重要な価値観だ。EURO後、初めて笑顔を取り戻した。トッププレイヤーになる素質のある選手たちだったが、経験が必要だ。自尊心もあり、相手に囚われない試合をしたいという信念があった」
―今の気持ちを聞かせてください。心が落ち着いていますか？何か変化を感じていますか？
「私は神経質になりすぎていたかもしれない。常に自分の結果を理解する上で、非常に人間的であった。しかし、その結果を追い求める行動では非人間的であったかもしれない。彼ら（選手たち）には責任がないと言ったのは、私の本心だ。何が起こり、なぜ起こったのかを理解すれば、人は変わる。我々はそれをやった。鍵となるのは、選手の意欲だ。私の仕事は非常に真剣で、勉強が必要だと思っている。ミスをすることもあるので、その理由を理解することが必要だ。我々の選手たちが背筋を伸ばし、後悔しないという意気込みを見せている。我々は未来を見据え、新たな道を切り開いた。招集選手にも注意を払い、何かを加えた。これから何か新しいものを加えていかなければならない。この道のりはネーションズリーグと同じ長さであり、その都度何が起こったのかを話すことになるだろう」
引用元 : Spalletti: “All’Europeo io forse troppo rompiscatole. Ora sorrido perché…”
