2020-2021シーズンのセリエAも全日程が終了しました。
インテルは見事、11年ぶりのスクデットを獲得。
恐らく、シーズンMVPはルカクになるでしょう。ただ、全選手の力がなければ、スクデット獲得は成し得ませんでした。
今回は、貢献度の高かった選手をデータから読み解き、ランキング形式で紹介していきます。
参考にしたのは、WhoScored.comというサイトで、チーム別に様々なスタッツを確認することができます。
ゴールやアシストはもちろん、タックルやキーパスの数まで集計してくれる便利なサイトです。
インテル スタッツ別ランキングTOP3
※出場時間の少なかった選手は省いています
出場時間
選手 | 出場時間(分) |
ハンダノビッチ | 3242 |
バストーニ | 2926 |
バレッラ | 2901 |
インテルのキャプテンが、今シーズンの最長出場時間となりました。コロナや消化試合以外では、全てのコンペティションに出続けていましたね。
ゴール
ゴール | |
ルカク | 24 |
ラウタロ | 17 |
ハキミ サンチェス | 7 |
ルカクはC・ロナウドに続き、得点ランク2位のゴール数でした。来シーズンは、得点王を目指して欲しいですね。
アシスト
選手 | アシスト |
ルカク | 11 |
ハキミ | 8 |
バレッラ | 7 |
ルカクは、ゴールとアシストでチームトップの数字を叩き出しています。後半戦にかけて、ものすごい勢いで数字を伸ばしましたね。ハキミも素晴らしい数字です。
1試合平均パス数
選手 | パス数(成功率) |
バストーニ | 68(90.5%) |
シュクリニアル | 67.5(92.2%) |
ブロゾビッチ | 66.7(89.6%) |
DF陣が数字を伸ばす中、ブロゾビッチもランクインしています。いかに、ビルドアップで、重要な役割を担っているかが分かりますね。
1試合平均キーパス数
選手 | キーパス数 |
ルカク | 1.44 |
ブロゾビッチ | 1.36 |
バレッラ | 1.31 |
ルカクも素晴らしいですが、インテルの中盤のクオリティの高さが証明されました。ちなみに、4位はエリクセン(1.15)です。
1試合平均クロス数
選手 | クロス数 |
エリクセン | 3.96 |
ハキミ | 3.11 |
ペリシッチ | 2.81 |
サイドの選手を抑え、エリクセンが1位に輝いています。CKを蹴っていたのも、反映されているのでしょうか。
1試合平均ドリブル成功数
ドリブル成功数 | |
ルカク | 1.47 |
バレッラ | 0.97 |
ラウタロ | 0.95 |
攻撃的なスタッツでは、ルカクが圧倒していますね。ドリブル成功数は、ぶっちぎりの1位です。
1試合平均タックル成功数
選手 | タックル数 |
ブロゾビッチ | 1.64 |
バレッラ | 1.61 |
シュクリニアル | 1.5 |
ブロゾビッチ、バレッラは攻守に貢献していますね。スタッツで見ると、改めてブロゾビッチの重要性が分かります。
1試合平均インターセプト数
選手 | インターセプト数 |
デ・フライ | 1.28 |
バストーニ ブロゾビッチ | 1.21 |
シュクリニアル | 0.94 |
不動の3CB がランクインです。またも、ブロゾビッチがランクインしています。
1試合平均シュートブロック数
選手 | シュートブロック数 |
シュクリニアル | 0.59 |
デ・フライ | 0.56 |
ブロゾビッチ | 0.52 |
今シーズンスタメンに返り咲いた、シュクリニアルがトップです。残留してくれて、本当によかったです。
マン・オブ・ザ・マッチ獲得数
選手 | 獲得数 |
ルカク | 7 |
ラウタロ | 5 |
ハキミ | 3 |
ルカクは、シーズン全試合の内、20%でマン・オブ・ザ・マッチを獲得したことになります。
まとめ
インテルにおける、各スタッツのトッププレイヤーは、こうなりました。
選手 | スタッツ | |
出場時間(分) | ハンダノビッチ | 3242 |
---|---|---|
ゴール | ルカク | 24 |
アシスト | ルカク | 11 |
平均パス数(成功率) | バストーニ | 68(90.5%) |
平均キーパス数 | ルカク | 1.44 |
平均クロス数 | エリクセン | 3.96 |
平均ドリブル成功数 | ルカク | 1.47 |
平均タックル成功数 | ブロゾビッチ | 1.64 |
平均インターセプト数 | デ・フライ | 1.21 |
平均シュートブロック数 | シュクリニアル | 0.59 |
マン・オブ・ザ・マッチ獲得数 | ルカク | 7 |
攻撃面に置いては、ルカクが圧倒的な数字を残していますね。シーズンMVP選出は、堅いでしょう。
また、ブロゾビッチの貢献度も見逃せません。
攻守両面において、ほとんどのスタッツで3位以内に入っています。
PSGが興味を持っているというニュースを見ましたが、絶対に放出してはいけない選手の1人ですね。
データで見ると、試合だけでは見えにくい貢献度が分かって、面白いですね。
今シーズンは、ルカクを始め、様々な選手の活躍によって、優勝することができました。
来シーズンは、更なる飛躍を願っています。
では!