元テクニカルディレクターのアリーゴ・サッキは「ガゼッタ・デッロ・スポルト」の紙面で
マンチェスター・シティをホームに迎えるチャンピオンズリーグのインテルの開幕について語った。
シティはプレミアリーグで首位と好調で、ハーランドは次々と得点を奪っている。
インテルとの対戦は、多くのことを物語ると思う。なぜなら、インテルはチャンピオンズリーグの主役になれるだけの戦力を備えているからだ。
グアルディオラの選手たちは高い技術を持っている。
だからインテルはシティに主導権を握らせないようにすべきだ。そうしないと、彼らは勢いづいてしまう。
インザーギのチームは好調で、攻撃はよく組み立てられており、ボールは両サイドに素早く流れる。
大事なのは、インテルが恐れないこと、シティを前に引きすぎないことだ。そうしないと、自陣ペナルティエリア近くに問題が生じる。
そして、シティにも欠点があることを忘れてはならない。インザーギはその欠点を利用して試合を組み立てるべきだ。
たとえば、グアルディオラのチームは守備面で常に盤石ではない。
それに、選手たちはセットプレーからボールを受けることが多いため、プレッシングを仕掛けやすい。
インテルが勇気を出して、前に出て、ボールを支配するエリアで数的優位に立ってくれることを期待している。
そうすれば、シティのような強豪チームも混乱させ、チャンピオンズリーグ全体に強いメッセージを送ることができるだろう。
引用元 : Sacchi: “City? L’Inter non deve avere paura e arretrare. Mi auguro di vedere squadra coraggiosa”