2023年チャンピオンズリーグ決勝のマンチェスターシティ対インテル戦の主審を、UEFAはスウェーデンのグレン・ニュベリに任命した。アシスタントはアンドレアス・ソデルクビストとマフブード・ベイギ。第4審判はアダム・ラーデバック。VARはオランダのポル・ファン・ボーケルとスペインのリカルド・デ・ブルゴスが担当した。
全体として、主審と審判団はミスを少なく抑え、試合をうまくコントロールしていたが、カードの使用が控えめだった。以下に注目すべき主な場面の動向を示す。
28分 - デ・ブライネはカルロス・アウグストがゴールを狙っているときに踏み潰したが、イエローカードは出されなかった。主審は見逃したが、これは誤審だ。
29分 - エデルソンはコーナーキックを避けるために蹴り出したが、ダルミアンの足に当たり、ダルミアンのキックからグバルディオルの頭部へ。しかし、ボールはすでに外に出ていたように見受けられ、アシスタントのベイギはコーナーキックを与えるべきだった。
33分 - ルーベン・ディアスはボールには行ったが、勢い余ってカウンター攻撃中のジエリンスキを倒したため、イエローカードが出された。正しい判定だ。
40分 - アカンジがチュラムを押し倒したが、主審はニュベリはカードを出さなかった。これもカード不足の判定だ。
58分 - マンチェスターシティは、グバルディオルがインテルのカウンター攻撃を阻止するためにバレッラにファウルをしたとして抗議したが、グバルディオルは腕を使って相手を抑えていたので、正しい判定だ。
69分 - マンチェスターシティの攻撃は合法で、フォデンがベストポジションから右足でシュートを打ってゴールを決めた。グリーリッシュへのパスでは、バストーニがオフサイドを解除した。ソデルクビストはうまく旗を下げた。
74分 - ニュベリは、バレッラがグリーリッシュのフェイントをかわしてファウルを犯したときにもカードを出さなかった。これはイエローカードを出してもよかった。
89分 - グンドアンがペナルティエリアでフリーでヘディングシュートを打ったが、ボールはゾンマーの腕の中に。しかし、グバルディオルのクロスでは、グンドアンの足が最終ラインを超えていたように見えた。もしゴールが入っていれば、VARが介入していた可能性が高い。
引用元 : Manchester City-Inter, la moviola - Nyberg ammonisce poco ma non perde il controllo della gara
