サッカー界からスケジュールが詰まりすぎていると不満の声が続くなか、元UEFA会長のミシェル・プラティニが、RMCスポーツのマイクでやや挑発的な提案をした。
「もしかすると、1人を除いて10人でプレーすべきかもしれない。20世紀に11人でプレーし始めたときは、選手はもっとゆっくりと走り、肉体的に弱かった。だから、選手数を制限すればスペースが空くので、いいことじゃないかな」
プラティニは、サッカーの現状についても考察を深めた。
「私の世代の人たちは、もうサッカーを見なくなっています。もう自分たちが反映されているような感じがしないからです。ポゼッションサッカーでは、後ろにパスを回すより前にパスを出しすぎる。批判するつもりはありませんが、私の時代はもっと攻撃的なサッカーが見られました」
プラティニはチャンピオンズリーグの新しいフォーマットにも懐疑的な見方を示した。
「これはサッカーよりも政治的な競争だと思います。UEFAがクラブを喜ばせ、クラブにもっとお金を注入し、スーパーリーグに参戦しないようにするために、大会のフォーマットを変更したからです。ただ、この新しい大会は見る価値があるかもしれません。どうなるか見てみましょう。政治と金のために作られましたが、1992年のチャンピオンズリーグも、結局のところ金儲けのためでした。ダメじゃない。いい大会になるかもしれません」
引用元 : Platini: "Nuova UCL più politica che calcistica, però guardiamola. Troppe partite? Giochiamo in 10"