6連勝後、インテルがサンシーロでミランに敗北。シモーネ・インザーギ監督は記者会見で敗戦について言及した。
「どこが一番悔しいのか?」
「チームとしての感覚がまったくなかった。もっとやらなきゃいけない。ミランはより良い守備を見せ、勝利に値した。2-1の後は少しチャンスを作ったが、いつものインテルではなかった。後半は3回ゴール前まで行ったが、交代で状況はほとんど変わらなかった。敗北は悔しいが、過ちを分析して改善に取り組む」
「控え選手に期待していたのか?」
「そうだが、それは言い訳にならない。チームは前半、後半ともに悪いスタートだった。監督である自分が責任を負う。痛い敗北だが、サッカーでは敗北を受け入れなければならない。しかし、敗北をきちんと分析することが重要だ」
「ミランを過小評価したのか?」
「それはわからない。しっかりと準備をしていた。ボールの保持と非保持の状況での明晰さが足りず、いつものインテルではなかった。過小評価はしていなかった。ミランが走力とカウンター攻撃を持っていることは分かっていた。しかし、準備したことのほとんどがピッチで発揮できていなかった」
「マンチェスターでの試合が今回の敗北に影響したのか?」
「ミランはリバプールという強力な相手との対戦で、私たちと同じように戦っていた。チームとしての一体感が必要だった。サッカーは容赦なく、私たちは当然の結果を得た」
「順位表を見れば前向きになれるのではないか?」
「それは慰めだ。差の小さいチームが上位にいる。5試合で勝ち点が8しかなかったから、ギアを入れ替える必要がある」
「4-2-4というフォーメーションに予想外だったのか?」
「ミランは素晴らしいチームだ。昨日から4-2-4を採用することは分かっていた。驚いたとしても、1-1のときに失点しなかったチームに当たり、前半と後半とも私たちよりも良いアプローチをしていた」
「チームに対してどのような不満があるのか?」
「自分のせいにする...。私は監督で、責任を負う。ダービーに負けてしまったのは残念だ。ミランがカウンター攻撃のチームであることは分かっていたが、相手に距離を与えてしまった」