元審判のパオロ・カルバレセは、トゥットスポルト紙上で、インテル対ミランのミラノダービーでマウリツィオ・マリアーニの審判を評価した。
「3試合連続でACミラン対ユベントスの試合を裁いたマウリツィオ・マリアーニは、ビッグマッチで担当する相手を変えて、再びミラノダービーの審判を務めた。これは、2021/2022シーズン、コッパ・イタリアの準決勝の1stレグと2ndレグで担当したとき以来のことだ。セリエAでの2回目の審判を担当したマリアーニは、ダービーらしく激しい攻防が繰り広げられた試合で良い裁きを見せた。試合中、高度な技術的な基準を適用し、前半には7つのファールを判定し、試合全体では17のファールを判定した。マリアーニは、プレーを止めずに流すことを重視し、必要以上に警告を出さなかった（試合終了時には5枚のイエローカードが出たが、それ以外はインザーギが抗議に対してイエローカードを受けただけだった）。マリアーニは、自分なりのやり方で注意を促し、多くの場合、選手と話し合った。分析すべき重要な場面はほとんどなかった。ただし、65分頃に発生した場面は確かにある。マリアーニは、ラウタロ・マルティネスのハンドがあったとしてミランにPKを宣告した。リアルタイムでは、腕の動きがPKのようだったが、マリアーニはVARに呼び出され、この動きをより詳細に分析することができた。その結果、ボールはインテルのキャプテンの肩に当たっただけであることが判明した。最後に、ミランのゴールにつながったファールに対するディマルコのイエローカードは妥当だった」
引用元 : Calvarese: “Mariani arbitra bene. Lautaro tocca di spalla, il Var lo corregge”
