上院議長のイグナツィオ・ラ・ルッサ氏とミラノ市長のジュゼッペ・サラ氏の応酬は、皮肉を交えながらも明らかな形で続いている。
対立の種となったのは、サン・シーロの件だ。「サン・シーロ・スタジアムをめぐる市政委員会の惨敗、自業自得のオウンゴールから目をそらすため、私に触れなかったにも関わらず、私との論争を試みたが失敗し、サラ市長は今日、シルヴィオ・ベルルスコーニ氏の追悼に当てこする形で非難を行った。貧しい市長はバラックを維持するために色々とやっているようだ」と、上院議長はミラノ市議会がマルペンサ空港にシルヴィオ・ベルルスコーニ氏の名前を付けることに関する異議申し立てを承認したことを受けて、ソーシャルメディアに書いた。
グリーンウィークのオープニングイベントに参加したミラノ市長は、この件について「他の自治体と同様に、私たちは異議申し立てに参加した。異議申し立てに参加したことは確かだが、手続きについてはまだ何も分かっていない」とコメントした。