元ストライカーのチッチョ・グラツィアーニが、リベロ紙のインタビューで、セリエAの各チームのストライカーたちに採点した。トゥラムとラウタロについてはこう語った。
レテギ?「マテオは優れたストライカーであり、今まさに旬な選手だ。ボックス内で非常に貪欲で、点数をあげるとしたら8.5に値する。パオリーノ・プーリチを彷彿とさせるが、それ以上の逸材がいる」
トゥラム?「その通り。彼が今季7ゴールを決めたからというだけでなく、彼は完全なセンターフォワードで、チームとの連携もうまい。フランス人選手としては素晴らしい9点をあげたい。彼は世界レベルのストライカーになりつつある」
インターはこの若手選手に注目しているが、得点数ではラウタロに取って代わられそうだ。
「待て待て。トーロに文句をつけるんじゃない。彼に疑問を抱く奴らは、脳みそ検査でも受けたほうがいい。ラウタロにはいつも信頼の9点をあげたい」
では、ユベントスのストライカーであるヴラホビッチはどうだろうか。ディフェンスは堅固だが、攻撃は精彩を欠く。
「これは難しい問題だ。チームの戦い方、監督のモッタの考えが、彼の良さを引き出してはいない。今期のヴラホビッチは6.5点だが、本来は9点の価値がある。バイタルエリアからクロスを入れるだけでは、彼を生かすことはできないだろう」
ルカク?
「ベルギーの巨漢は、アントニオを信頼しており、たとえボックス内で背を向けている状況でも、チームを前に押し上げて仲間のスペースを作る役割をこなしている。ルカクには8点をあげたいが、体重を落とすべきだ」
セリエAの若手ストライカーの中で、グラツィアーニが注目しているのは?
「ボローニャのカストロ。まだ20歳だが、すでにボローニャではラウタロと比べられている。サポーターの誇張発言かもしれないが、アルゼンチンの気質を持ち、その闘争心で7点を獲得した」
引用元 : Graziani: “Retegui? Il fenomeno è un altro, Thuram. Lautaro, encefalogramma per chi ha dubbi”