インテルとミランが引き続きメアッツァに残留へ
ガゼッタ・デッロ・スポルト紙が伝えたところによると、両クラブはサン・シーロへの残留に向けて大きく前進した。エリア全体を購入する準備が整っているが、価格はまだ不明。
昨日、両クラブの代表団は、ミラノ市長ジュゼッペ・サラ、ミラノの監視官エマヌエラ・カルパニ氏と共に、文化大臣アレッサンドロ・ジュリ氏と会談した。スポーツ・ユース大臣アンドレア・アボーディ氏も同席した。
インテルからはアドリアーノ・アントネッロ、オークツリーのケニー・カーノ、ラルフ・ガスケルが、ミランからはパオロ・スカルрони会長、レッドバード社のデビッド・カステルブランコが出席。
サン・シーロに新スタジアムを建設し、周辺地域を開発し、メアッツァを改築することが話し合われた。ガゼッタ紙によると、両クラブは継続の意向表明書を提出する。
ポピュラスの「カテドラル」構想は、2021年に選ばれた後に棚上げされていたが、現在のメアッツァの隣にある駐車場エリアにスタジアムを建設する案が復活する可能性がある。
インテルとミランによる提案は、監視官に受け入れられており、南スタンドの一部とオレンジのスタンドの一部を含むエリアを造成し、その隣に近代的な建物が建設される。プロジェクトでは、その組み合わせがショップ、オフィス、博物館を備えたイベントスペースになる予定。
もちろん、クラブは第二環状線の建設から70年以内に施設を購入する必要がある。期限は2025年10月。
11月初旬までに、税務当局は市にサン・シーロと周辺エリアの取得価格の見積もりを提出する予定。
ある見積もりでは、インテルとミランは1億7000万ユーロを費やすとされ、そのうち7000万ユーロはスタジアム(2006年には6800万ユーロと評価された)、1億ユーロは周辺エリアに充てられる。別の見積もりでは、2億5000万ユーロとされている。
サン・シーロは2026年ミラノ・コルティーナ・オリンピックの開会式を主催するため、それまでは工事を開始できないことは確かだ。