40年ぶりに、セリエAで2ポイント差の6チームが誕生した。新聞「コッリエーレ・デラ・セーラ」によると、当時は16チームが参加し、勝利時に獲得できたポイントは2ポイントだった。現在はリーグ戦の3分の1が終わったところで、3ポイント制の時代では前例のない混戦となっている。
ナポリ、アタランタ、フィオレンティーナは、いずれも昨年度よりも5ポイント多く獲得しており、ラツィオに至っては8ポイントも増やしている。一方、インテルは6ポイント減、ユベントスは5ポイント減となっている。
しかし、この均衡は下方向に向かっている。首位を走るナポリのペースでは、リーグ優勝のポイントは82ポイントで、2011年(ACミランが83ポイントで優勝)以来の低さとなる見込みだ。2020年にはインテルが82ポイントで2位となったが、ここ10年で4回もこのポイントでは2位にも届かなかった。
上昇する可能性が高いのはインテルとされ、特にラウタロのゴール、守備の安定性、そして直接対決での勝利が必要となっている。ネラッズーリは、チーム編成と支出が最も少なく、平均年齢が30歳と最も高齢なチームだが、経験が後半に差をつける可能性がある。
引用元 : Corsera - Equilibrio in A che mancava da 40 anni. Proiezione scudetto mai così bassa dal 2011