やがてこうなることは分かっていた。19回のPKを成功させたハカン・チャルハノールは、20本目で外してしまった。日曜日の夜、ナポリ戦での出来事だった。
このトルコ人MFの無念さは、試合の結果によってさらに増幅された。引き分けだ。チャルハノールはSNSで落胆を露わにした。
「たった今、この上なく幸せだったのに、次の瞬間にはどん底に突き落とされたよ。完璧なPK記録を維持できなかったことに残念に思う。でも、外すこともゲームの一部だ。今は前を向くだけだよ」
インテルの選手は自身のアカウントにそう投稿した。あるファンは、チャルハノールの失望に共感し、こうコメントした。
「素晴らしい日も大変な日も一緒にいる…家族は辛い時こそ力を発揮する。全員が1人のために、全員がカルハのために」
ネラッズーリ(インテルの愛称)サポーターの団結力が表れている。困難を乗り越えるにはグループの力が欠かせない。このメッセージはあまりにも的確だったため、シモーネ・インザーギの妻が自分のSNSプロフィールに再投稿することにした。
引用元 : “Famiglia nei giorni più duri, tutti per Calhanoglu”, la replica della moglie di Inzaghi