インテルのディフェンダー、ステファン・デ・フライがCor Potcastのロングインタビューに登場し、自身のフットボール人生を語った。
子供の頃から「常に最高になり、すべてを完璧にこなしたい」と願っていたが、成長するにつれ「成長マインドセット」を持つようになったという。
「日々改善し、成長したいと思った。メンタル面に取り組むことが非常に重要だった。サッカーでは肉体が大切だが、脳も同様に重要な役割を果たしている。自分はより良いプレーヤーになるための方法を模索し始めた」
デ・フライのサッカー選手としての特徴は、スピードやアジリティに優れているわけではないことだ。
「もちろん、そうした能力はトレーニングで向上させられる。しかし、自分だけの強みを見つけることが大切だ。メンタル面の書籍をたくさん読んだ。影響力のあることにだけ集中し、コーチの采配などそれ以外のことは気にしないようにした。そうすることで、信頼できるプレーヤーになったと思う。人々は自分が何を求められているのかを知っている」
経験を重ねた今も、デ・フライは学び続けることをやめていない。
「ミスをするということは、まだ学ぶべきことがあるということだ。向上心を持って、間違いから学び続ける。試合のたびにコーチと一緒に映像を見て、自分に求められることを確認している。経験を積むことで、難しい時期も成長に不可欠だということがわかる。苦しんでいるときが、最も学び、成長する時期だ。フェイエノールト時代には、ミスをしたり、悪いプレーをしたりする試合があった。それが自分の中でモヤモヤしていた。受け入れられなかったんだ」
また、フィジカル面の強化にも取り組んできた。
「サッカーにおけるフィジカルの重要性を理解しているので、そこにも取り組んできた。最初は痩せていて長身だった。筋力と筋肉量が必要だった。今はそのあたりはクリアしているが、柔軟性や動的エクササイズを重視している」
インテルではすでに250試合近くに出場し、代表でも72試合を数えるデ・フライ。フェイエノールト出身の選手として、他の選手と異なる点は？
「特にポジショニングにおいて、多くのことを考慮する必要がある。ボールはどこにあるか？どんなボールか？相手はどこにいるか？背後にはどれくらいスペースがあるか？こうした要素を適切な集中力と視野の中で捉えている。それが信頼できるプレーヤーとみなされる所以だと思う」
引用元 : De Vrij: "Dopo quasi 250 partite giocate con l'Inter, ecco cosa fa di me un giocatore affidabile"
