ローマで開催されたソーシャル・フットボール・サミットでの演説で、ルイージ・デ・シエルボは、今年もサウジアラビアでスーパーカップを開催することを擁護した。
「NBAやNFLなどのリーグは、長年海外で試合を行い、新たな市場を開拓しています。その結果は驚くべきものです。私たちはこうしたプロジェクトを研究しており、30年以上も海外で試合が行われてきました。民主的な国もそうでない国も含め、さまざまな国で試合が行われてきましたが、私たちは政治に関与するつもりはありません。中東に行くのは、そこでは皆がサッカー狂で、人口の50％以上が25歳未満の非常に若い人たちだからです。1試合だけでは海外で注目を集めるには不十分です。中東では毎日3～4つの世界的に重要なイベントが開催されており、注目を集めるのは難しいのです」
セリエAのCEOは、大会の新しい形式を擁護した後、新たな発表を行った。
「準決勝2試合と決勝による形式は、我々のリーグの最高レベルを示すことを可能にします。この複雑で長い作業により、今年も海外でスーパーカップを開催することになりました。海外で成長するには、海外にいなければなりません。昨夜、ファンのためのパッケージを発表しました。3つの試合を見られるこのパッケージは、完全に競争力のある価格で、少なくとも1試合につき1,000人のファンをスタジアムに呼び込み、組織されたサポーターとの関係を維持するためのものです。このパッケージは今後数時間以内に発売されます。ファンは、論争や抗議の渦中に巻き込まれない限り、このイベントに不可欠な存在です。スタジアムは文明的な場所であるべきだということを忘れてはなりません。プライバシーを尊重しつつ、テクノロジーを活用して、スタジアム内の顔認識システムに関する、さまざまな団体との合意が実現します。時が経てば、スタジアム内における礼儀正しさの向上につながるでしょう。顔認識は、未来に不可欠な要素であり、誰もが共有できるものにするためのものです」
