ラツィオが30分間粘り強さを発揮したものの、その後はインテルが見事な独壇場となった。技術、戦術、フィジカルの全てにおいて、インテルが1-0でリードを奪ってからは試合の流れが完全に変わった。
アリゴ・サッキは、セリエAで最も好調と言われたラツィオの本拠地で勝利を収めたインザーギ率いるチームの圧倒的な優位性にひれ伏している。サッキはガゼッタ紙の中で、シモーネ・インザーギ率いるチームを「本格的な軍艦」と評している。一人一人が自分のやるべきことを理解し、動き回り、走り回り、助け合い、闘い、犠牲を払う謙虚さを持ち合わせている。そして、カウンター攻撃では相手にとって非常に厄介となる。
インテルはイタリアでもヨーロッパでも最も競争力のあるチームだと考えている。常にそう言ってきた。非常に堅固な守備があり、決定力、想像力、規律が融合した中盤があり、ラウタロとトゥラムという2人のトップレベルの選手を擁する攻撃陣がおり、彼らにしばしば外側から攻撃に加わってフィニッシュに至る選手たちが加わる。
この勝利は豪華絢爛と言っても過言ではなく、インテルがスクデットの有力候補の3チームのうちの1チームであることを証明した。道のりはまだ長く、乗り越えるべき障害も多いが、これまでのところ、アタランタ、ナポリ、インテル(ランキング順)が他のチームよりも何かを持っているように見える。中でもインテルは、長期的には軽くあなどれない要素である経験を、秤にかけてみることができる。インザーギ率いる選手たちは、イタリア国内外で大きな挑戦に慣れており、プレッシャーに対処することができ、まだ成功への飢えを示している。さらに、ラツィオ相手にオリンピコで6ゴールも挙げるチームには、ただ感心するしかない」と、元アズーリ監督は強調している。