移籍市場を巡るダヴィデ・フラッテシのドラマが続いている。1月の移籍期間中にインテルを退団する可能性があり、ローマとナポリが獲得に動いている。
イル・メッサジェッロ紙が報じたところによると、フラッテシは今季限られた出場機会に不満を抱いており、インザーギ監督とクラブもその不満に気付いていたようだ。そのため、彼はローマへの移籍に前向きな姿勢を示している。
ミラノでは関係者による会談が行われ、インテルは最初の公式オファーを待っている。フラッテシの評価額は4500万ユーロで、ローマは現時点でその金額を支払う資金を持っていない。アウジリオはローマへの移籍を完全に否定しておらず、価格を引き下げる可能性もある。
ナポリの場合は話は異なる。コンテ監督はフラッテシを強く望んでいるが、インテルはスクデット争いのライバルを強化するつもりはない。
来週、最初のオファーが出される見込みだ。2つの選択肢がある。1つは義務付きの有料レンタルで、もう1つは数年間に分割して支払うことだ。ブライアン・クリスタンテのレンタル移籍を交渉に含む可能性も排除できない。しかし、このアイデアはまだインテルを納得させられず、フラッテシが退団した場合、インテルはトリノのトンマーゾ・リッチを獲得したいと考えている。
引用元 : Frattesi-Roma, Ausilio non chiude: “Cristante non convince, ecco chi vuole l’Inter”