セリエAの優勝争いについて、プレスティングのスタジオで議論。
出演者は、ラファエレ・アウリエンマ、ファブリツィオ・ビアシン、リッカルド・トレヴィザーニ。
アウリエンマ：ナポリが順位を上げているのは、このチームが負けない選手たちだと誰もが理解しているからで、スクデットを勝ち取りたいチームは、アントニオ・コンテのチームと対決することになる。彼はもう1つ要素を見つけた。幸運な出来事も功を奏していると言わざるを得ない。インシニェのシュートが枠を外れ、背中に当たってゴールした。違う状況なら確実にゴールは決まっていなかった。最も偶然なのはクヴァラが退団したこと。偶然と呼んでもいいが、ネリスは5試合連続で先発し、ナポリは5試合すべてに勝利した。というのも、彼はより予測不能な要素となり、ナポリはより多くのチャンスを作ることができるようになった。それに、私はナポリの表情に注目することが多い。ナポリは現在47ポイントで、47はナポリの護符では「死者が話す」という意味だ。シーズン当初、誰もがこのチームは死んだと思っていたが、アントニオ・コンテはそれを棺桶から引きずり出してさらに上へと引き上げた。
ビアシン：でもラファエレ、この発言は少し受け入れがたい。今シーズン初めにナポリが何も価値がないと言ったのは本当ではない。むしろ、「ナポリはスクデットを目指せるチームだ」と囁かれていた。でもあなたたちは、「いや、ナポリは4位を目指すチームだ。ナポリにプレッシャーを掛けるな」と言っていた。アントニオ・コンテは私たちもよく知っている人物で、コミュニケーションも非常に上手だ。シーズン初めには、ナポリがスクデットを狙えるとは決して思えなかったが、今ではナポリがスクデットを狙っていると誰かが困っていると言っている。誰もが、ナポリが非常に強力なチームであると認識していた。ナポリが首位争いできるチームであり、私にとってはスクデットが現実的な目標だったという事実は、誰もが認めていた。
アウリエンマ：あなたは昨シーズンのリーグ戦を見ていたかい、ファブリツィオ、見たかい？
ビアシン：昨シーズンはナポリにとって異常な年だった。ラファエレ、質問がある。あなたは、昨シーズンと今シーズン、どちらが異常な年だったと思う？
アウリエンマ：どちらが異常な年なのかはわからないが、私は事実を述べれば、ナポリは10位だった。
トレヴィザーニ：数字がすべてを物語っている、ラファエレ。異常なシーズンがどれかは数字がはっきりと示している。ナポリは80～90ポイント獲得した後、12ポイントを獲得したが、それはまるで喜劇のようだった。監督が復帰してナポリは再び80～90ポイントを獲得するようになった。疑いの余地はない。そして、カップ戦には参加していない。もういいだろう。
引用元 : Biasin-Auriemma, sfida accesa: “Quel che dici è irricevibile!”. E da Trevisani colpo da ko
