ダヴィデ・フラッテシはローマ復帰を希望しており、インテルは特に困惑している。
レギュラーの座は揺るぎないわけではないが、インザーギ監督はフラッテシを重要視しており、特に現在、中盤の選手は貴重な存在だ。
ガゼッタ・デロ・スポルトによれば、全面対決の可能性があるという。
しかも、ローマはマロッタが正当に要求している4500万ユーロに近づこうともしていないようだ。
「現在、ラニエリ監督の公式声明とは別に、トリゴリアではまだ出していない公式オファーを作成に向けて静かに作業が進められている。代理人のジュゼッペ・リーゾと協力するスポーツディレクターのフローラン・ギゾルフィは、フラッテシの即時獲得を画策しているが、インテルを喜ばせてはいない」と紙面は記している。
「オークツリーの傘下にあるクラブは、今はこのような懸案事項を抱えたくないだろう。シーズンはまだどちらに転ぶかわからず、栄光と失墜の境目は曖昧だ」
チャルハノールとムヒタリアンが離脱したため、インテルが中盤の選手を安易に放出することは考えられない。
また、フラッテシ放出の穴埋めとなる新選手を獲得した場合でも、その選手はUEFAの登録リストに登録できない。したがって、インザーギ監督は、チャンピオンズリーグの重要な試合となるスパルタ・プラハ戦(1月22日)とモナコ戦(1月29日)で中盤の枚数が不足することになる。
ピッチの状況に目を向けると、フラッテシには近い将来、先発出場のチャンスが訪れるかもしれない。1月16日のエラス・ヴェローナ戦よりも、1月15日のボローニャ戦に出場する可能性が高い。
一方、フラッテシのインパクトは以前ほどではないが、彼はアッピアーノ・ジェンティーレで精力的にトレーニングを続けている。そして、クラブに退団を要求したこともない。
「インテルはローマに対して契約の形(高額レンタル移籍+買取義務)で譲歩する可能性はあるが、価格を下げるためのトレードには現時点では固く反対している」とガゼッタ・デロ・スポルトは説明している。
「つまり、ブライアン・クリスタンテのローマとミラノ間の逆トレードは、インテルの中盤の穴を半年埋めるために検討されている独立したレンタル移籍となる。その後、インテルは6月に再び中盤の補強に投資する予定で、逸材のニコ・パスにミラノ中の注目が集まっている」
引用元 : GdS - Frattesi spinge per andare alla Roma, ma l'Inter tiene alto il muro. Cristante e Nico Paz...