今季のインテルがシーズン序盤に直面した課題には、ここまでの好調にもかかわらず、試合運びにおける限界が垣間見える。ガゼッタ・デッロ・スポルトもウェブサイトの特集記事で指摘している。「インテルは有利な状況をコントロールできていない。決定的なチャンスを信じられないほど無駄にし、守備を疎かにしている。そのため失点につながっている。シーズン前半だけで、インザーギ率いるチームはすでに4度リードを許した。試合後の監督のコメントはいつも同じような内容で、デジャヴのようだ。」
ジェノア戦の開幕戦から水曜日のボローニャ戦まで、ネラズーリは数多くの試合で積み上げたアドバンテージを無駄にした。それがチームの成績をさらに向上させていたはずだ。また、特定の試合では、今季初のトロフィー獲得にもつなげていただろう。おそらく、それが昨シーズンとの最も重要な違いだろう。
記事では「昨シーズン、インテルは5試合で追い付かれたが、それは1年間で起こったことだった(サッスオーロ、ボローニャ、ジェノア、ナポリ、カリアリ戦)。問題の根は、技術・戦術的な面というよりも心理的な面にある。チームが時折戦意喪失に陥っているように見えるからだ。とはいえ、2連覇を目指すには、ムラのある戦い方では不十分だろう。」
引用元 : Inter, un dato assolutamente da migliorare: in cosa lavorare per ripetersi in campionato