ドミニク・スメカルは、2014年から2016年までインテルのプリマヴェーラでプレーした。
LiveSport Newsのインタビューを受けたこのセンターミッドフィルダーは、ネラッズーリでの2つのシーズンを振り返る。
当時のことはとても懐かしいけれど、もう一度やり直したいとは思わない。16歳だったし、当時は楽しかったけど、それほど大事には思ってなかった。他の誰かが今の僕に興味を持ってくれるかどうかも分からない。
「正確には覚えてないけど、明確じゃなかったことは確か。でも、行きたくないよりは行きたいと思ってた。当時は、それによって何が起こるかなんて何も考えてなかった。考える時間もなかったんだ」
「最初の数ヶ月は楽しくなかった。ちょっと時間をもらって、チェコの実家に帰ることばかり考えてた。ハードで競争が激しくて、みんながポジションを争ってた。友達を作るのも大変だった。幸い、学校に行く必要があったから、3ヶ月くらいでイタリア語をそこそこ話せるようになったよ」
「サッカーのレベルについては、それほど大きな差はなかった。それよりも、新しい環境や習慣、カルチャーの違いに驚いた。若い選手は世界中から集まってきて、みんなと仲良くしなきゃいけなかったから」
「もし時を戻せるなら、おそらくこの移籍をもっと真面目に考えてたと思う。ビッグクラブだから、選手の入れ替わりが凄まじいんだ。初めてそこに行った時は、ある意味スター扱いだったけど、半年もすれば新しい選手が入ってきて、突然他の選手と同じような、ただのサッカー工場の一員になってしまう」
「さっきも言ったけど、学校に行けたのはすごく良かった。言葉だけでなく、生活のリズムや社交面でも。最初に引っ越した時は、年下の選手が一緒に住む大きな家にいた。その後、アカデミーで年上の選手と一緒に住んだ」
インテルには素晴らしい選手がいたらしいけど、練習場で誰かに会えた?
「レジェンドとは一度も会わなかった。トップチームの選手にはたまに会ったけど、それ以外はアンバサダーみたいな役割だった。だけど、サミュエル・エトーは家に来たことがある。でも、当時はプレミアリーグでプレーしてたから、あの時なぜここにいたのか分からない(笑い)。一番驚いたのは、ステヴァン・ヨヴェティッチだった。素晴らしいストライカーだった。強くて技術があって、パーフェクトだった。マウロ・イカルディは、ボールが足の下を通っていくんじゃないかと思ってたけど、チャンスが決まってるときは10回中9回はゴールを決めてた」
「正直に言うと、インテル時代のことはあまり覚えてない。試合はほとんど見ないけど、結果は追ってるし、状況は把握してる。でも、あの年にインテルの大ファンになったわけではない。最後にインテルの試合を見たのは、マンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ決勝だね」
引用元 : Smekal: “Inter? Non so se rifarei quella scelta. Jovetic era incredibile, Icardi invece…”