レアル・バジャドリードは、18歳のセンターバック、ジュマ・バーの移籍の可能性について強硬な姿勢を示した。バーにはインテルも興味を示しており、マンチェスター・シティへの移籍が差し迫っているようだ。
バジャドリードは、バーが一方的にクラブとの関係を断つために強硬な手段を取ったとして、法的措置を検討している。以下はバジャドリードが出した声明である。
「アブドゥライ・ジュマ・バーとそのエージェントは、本日午後にレアル・バジャドリードに、双方間の契約を一方的に破棄する意思があることを伝えてきた。それ以前の本日午後には、マンチェスター・シティからレアル・バジャドリードに対して、移籍を巡って交渉に入るよう申し入れがあった。そして本日、シエラレオネ人選手は、朝の練習に姿を現さなかった。このため、クラブは選手側が契約上の義務に違反したと判断し、弁護士に懲戒処分を申し立てるよう指示した。選手の意思は、マンチェスター・シティと代理人に支持され、導かれたものと推測され、クラブに大きな失望と憤りを与えている」
声明ではさらに詳しく触れられている。
「クラブは、選手の背後にシティ・フットボール・グループの一員であるマンチェスター・シティがいると考えている。マンチェスター・シティは、選手にこのような手段に出るようアドバイスしたようだ。これによりレアル・バジャドリードは守るすべのない状況に陥っている。先日、クラブはそれ以上の金額のオファーを拒否したばかりだ。さらに、選手は保護期間にあるにもかかわらず、カテゴリー上のチームの選手ライセンスへの署名を拒否していた。署名すれば、自動的に契約解除金が増額されるためだ。昨日、この件について関係する3者に呼びかけを行い、彼らの行動が引き起こす可能性のある結果について警告した」
引用元 : Bah verso il City, il Valladolid minaccia azioni legali: "Violati gli impegni contrattuali"
