21-22シーズン マッチレポート

21-22シーズン セリエA 4節 インテル×ボローニャ

CLのレアル・マドリード戦では、惜しくも敗戦したインテル。

ここは勢いを取り戻すためにも、勝利が必要な試合になります。

今節は、ボローニャと対戦しました。

 

 

結果の方は、6-1で勝利でしました!

ゴールラッシュで、CLの鬱憤を晴らしています。

新加入のダンフリースが、見事な活躍を見せてくれました。

ハイライト

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試合データ

WhoScored.comより引用しています。

インテルボローニャ
得点61
ポゼッション45.2%58.8%
シュート(枠内)19(7)11(2)
パス成功数392463
クロス1217
コーナー51
シュートブロック03
タックル1214

開始6分にラウタロが先制点を決めてから、怒涛のゴールラッシュでした。

インテルは早い時間に先制点を決めたこともあり、カウンター気味に試合を進めているようにも見えました。

個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  1. ハイプレスをかけないインテル
  2. 右サイドを制圧したダンフリース
  3. 正確なキックでチャンスを創出したディマルコ
  4. エースとして覚醒し始めたラウタロ

1.ハイプレスをかけないインテル

初戦を見た時は、今シーズンのインテルはハイプレスの守備が主体になるのかと思っていました。

しかし、ここ最近の試合を見る限りそうではないのかもしれません。

この試合ではラインを高く保ち、コンパクトにロックを作ってショートカウンターを狙っているように見えました。

奪えそうな時は前からいきますが、基本的に構えて守る守備です。

この戦術がハマり、カウンターから多くの点を奪っていました。

2.右サイドを制圧したダンフリース

この試合のダンフリースは、素晴らしい活躍でした。

記録上はアシストが1つですが、1ゴール3アシストぐらい付いてもおかしくないプレイを見せてくれました。

大きなストライドで相手を置き去りにする姿は、かなりの迫力でしたね。

被ファウル数も多く、相手に2枚くらいイエローカードを出させていたと思います。

走るタイミングもよく、何度も相手の裏を取っていました。

この活躍を続けてくれるなら、ダルミアンからスタメンを奪うかもしれません。

3.正確なキックでチャンスを創出したディマルコ

この試合は、ダンフリースと共に両サイドから数多くのチャンスを作っていました。

CKからシュクリニアルのゴールをアシストしたプレイに加え、ベシーノのゴールに繋がるパスも送っています。

左のCBとWBを高いレベルでこなせることを考えても、ディマルコは今シーズン重要な存在になりそうです。

FKも上手いですしね。

4.エースとして覚醒し始めたラウタロ

今節のゴールで、リーグ戦3試合連続ゴールとなったラウタロ。

難しいボールをダイレクトで決めるプレイが増えています。

ルカクという大黒柱が抜けたことで、エースとしての責任感が芽生え始めているのかもしれません。

個人的には簡単に転んで、ファウルをアピールするプレイが減ったように感じます。

味方がボールを取られてファウルをアピールしている時も、無言で守備に走っていたのが印象的でした。

前半

先制点は開始6分に生まれました。

カウンターからダンフリースが右サイドを駆け上がり、ボールをキープします。

ラウタロが相手の裏を突いた瞬間を狙って、グラウンダーのクロス。難しいバウンドでしたが、ラウタロがダイレクで合わせてゴールを奪いました。

 

続くシーンでは、ボローニャがチャンスを作ります。

ボールを奪ってサンソーネがゴール前でキープ。斜めの走りで裏を取ったソリアーノがハンダノビッチと1対1になりますが、左足のシュートを足でセーブしました。

 

そして、インテルが30分に追加点を奪います。

ディマルコのCKから、ゴール前ど真ん中でシュクリニアルが豪快なヘディングシュートを決めました。

最近のシュクリニアルのセットプレイは、迫力がすごいですね。

続く34分には、ダンフリースが出したグラウンダーのクロスがこぼれ、バレッラが押し込み追加点を奪いました。

 

3-0で、インテルがリードして折り返します。

後半

後半に入っても、インテルのゴールラッシュは続きます。

54分には、ディマルコのパスが流れてファーにいたベシーノに通り、ゴールに蹴り込みました。

 

62分にも追加点です。

ブロゾビッチのパスをラウタロがスルーして、ゴール前のジェコに通ります。

難しい体勢でしたが、浮き気味のシュートてゴールを決めました。

そして、5分後に再びジェコが決めます。

角度のないコースでサンチェスのパスを受けたジェコが、中にクロスを入れると見せかけてそのままシュート。GKの逆を突き、ゴールが決まりました。

 

86分にはシアテに1点を返されますが、インテルがゴールラッシュで勝ち点3を獲得しました。

選手レビュー

 

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MOMはブロゾビッチ

WhoScored.comによるMOMは、ブロゾビッチでした。

推進力のあるドリブル突破で、チャンスを作っていました。

また、タッチ数76回、パス成功数61と74分までのプレイながらバレッラに次ぐ数字を残しています。

相変わらずビルドアップの要となっていますね。最近はDFラインまで下りて、パス回しに参加するシーンが多い気がします。

出色の活躍を見せたダンフリース

ハキミの後釜としてインテルに加入したダンフリースですが、早速持ち味を発揮してくれました。

ラウタロへのアシストを含めて、キーパス3を出しています。

裏へのスプリント力は眼を見張るものがあり、カウンターでは常に驚異となっていました。

また、サイドでの切り替えしも冴えていましたね。

フワッとしたクロスを上げていなかったのでクロスの精度は分かりませんが、ラウタロへのアシストを見ても視野は広そうです。

セリエAを代表する中盤となったバレッラ

インテルに加入してから成長著しいバレッラですが、この試合も輝いていました。

タッチ数81回、パス成功数64本、キーパス3とどれも両チーム通じてトップの数字です。

今やセリエAでも屈指の選手となりました。ただそれだけに、怪我が心配です。

ユーロ2020でも最後まで戦っていましたし、今シーズンもほとんどの試合でフル出場しています。

インザーギ監督には、上手くコンディションを調整して欲しいですね。

次はフィオレンティーナ

リーグ戦4試合を3勝1引き分けで終えたインテル。

次節はいよいよ強豪フィオレンティーナと対戦です。

この試合が終わってもリーグではアタランタ、サッスオーロ、ラツィオ、ユヴェントスと強豪との対戦が続きます。

間にCLがあることを考えても、新生インテルの真価が問われる時期となりそうですね。

次節は、2021922()  AM3:45キックオフです。

 

勝って弾みをつけたいですね。

では!

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