レッチェへの遠征は、リーグにおけるインテルの道のりを進める上で重要である。
モナコとミランとの対戦を乗り越える上で弾みを付ける可能性があるだけでなく、インザーギ監督が記録を達成する機会でもある。
「スクデット獲得はマラソンであり、コンテのようなタフな相手と同じペースを維持する必要がある。だが、シモーネは別の目標を見据えている。
個人的な記録だが、インザーギ監督がインテル監督としてスクデット2連覇という大きな目標を追求する決意を表すものとして極めて重要である。リーグ戦は試合に勝つことで獲得するものであり、インザーギ監督は史上最速でセリエAでの200勝到達に近づいている。
ラツィオとインテルでの通算成績は、331試合で199勝である。シモーネとこの記録を隔てるのは「レッチェだけ」だとガゼッタ・デロ・スポルト紙は指摘する。
「インテルが今シーズンの遠征での好調を維持できれば（9月から現在まで7連勝）、インザーギ監督の記録は明日午後のヴィア・デル・マーレで達成されることになる。シモーネは一挙に、2018年1月にセリエA338試合目で200勝目を達成したアッレグリ監督や、アンチェロッティ監督、カペッロ監督、トラパットーニ監督、スパレッティ監督など名だたる同僚を抜き去ることになる。
彼らは全員、シモーネのように数々のタイトルを獲得しており、少なくとも一度はスクデットを制覇している。
もちろん最高なのは、もう一つの記録、シモーネとインテルにとってより重要なもので200勝を祝うことだろう。今晩、ナポリがマラドーナでユベントスに敗れれば…」と、その新聞は付け加えている。
引用元 : Inter, Inzaghi corre verso la 200esima vittoria. Mai nessuno così presto
