ローマへの愛情は決して消えることはない。
でもローマの元選手たちを連れてくるつもりはない。
ラツィオにはものすごく強い若者がいる。
ローマとの臍の緒で永遠に縛られたくない。
長期的な、真面目なプロジェクトになる。
優勝してすぐに消えていったチームはたくさんある。
僕たちは長く続く何かを作りたい。
僕はここに30年いたい。
時が経てば成果が出ることを願っている。
昔一緒にプレーした仲間から連絡が来た。
心強い支えになってくれるだろう。トッティ?
彼もね、すぐ近くにいます。
かつてローマの監督を務め、現在はオスティア・マーレ・リド・カルチョの新オーナーとなったダニエレ・デ・ロッシは、クラブの将来構想についてそう語った。
夢は何かと尋ねられたデ・ロッシは、「優勝したい。
300人がアウェイの試合にもついてきてくれるような、午後2時半の試合を想像してみてほしい。
奇跡を起こせるわけじゃないけど、みんなにオスティア・マーレを見てもらいたいんです」と答えた。
ローマのサッカー界の第3勢力になることを夢見ているのか?
「近年は多くのクラブがそれを目指してきた」とデ・ロッシは答える。
「まずはカテゴリを維持することに専念するが、もちろん野心はある。
何か大きなことを成し遂げることは不可能ではないと思う」
最後に、この決断に至った理由について思いを語った。
「最初に父から言われたのは『頭がおかしいんじゃないか』だったけど、僕にとっては犠牲ではありません。
サッカーが好きだし、オスティア・マーレは常に追い続けてきたし愛してきたクラブです。
このチームが市民を再び近づける方法だと思う。
子どもたちがサッカーボールを足で触り、戦術やフォーメーションなんて考えずに遊ぶ時代を取り戻したい。
子供たちにも親たちにも倫理規定を設け、この世代に欠けていたことを取り戻すつもりです」と締めくくった。
引用元 : De Rossi presidente di un club di Serie D: “Voglio restare qui per 30 anni. La Roma…”