21-22シーズン マッチレポート

21-22シーズン CLグループD 2節シャフタール•ドネツク×インテル

強豪との連戦が続き、疲労が蓄積しているインテル。

CLでシャフタール・ドネツクと対戦しました。

初戦でレアル・マドリードに敗戦しているため、ここは勝っておきたい試合ですね。

 

 

 

しかし、結果の方は0-0で引き分けでした。

終始攻められ続けて何とか引き分けに持ち込むという、インテリスタにとってはつまらない試合でした。

ハイライト

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comより引用しています。

シャフタール・ドネツクインテル
得点00
ポゼッション65.9%34.1%
シュート(枠内)12(2)11(2)
パス(成功数)664(595)328(267)
クロス817
コーナー25
シュートブロック15
タックル814

プレスが全くハマらず、シャフタールの攻撃を受け続けていました。

相手の決定力のなさと、守備陣に救われた試合です。

個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  1. ハマらないプレス
  2. 奮闘したDF陣
  3. 左で先発したバレッラ

1.ハマらないプレス

この試合は、インテルのプレスがとことんハマりませんでした。

DFラインに人数をかけてプレスするも、簡単にかわされて前線にボールを供給されていました。

しかもいい形でボールが入るため、相手に前を向いた状態でプレイされるシーンが多かったです。

ソロモンがカットインしか考えていなかったことと、相手のシュートが下手だったことで失点は避けられましたが、内容では圧倒されてしまいました。

それなりにターンオーバーはしていたのですが、インテルの選手は身体が重そうでしたね。

2.奮闘したDF

この試合は、DF陣の奮闘により引き分けに持ち込めたといえます。

1、2列目のプレスが全くハマらないため、DF陣は困難な対応を強いられることになりました。

シャフタールの攻撃陣が前向きでプレイするため、DFラインはずるずると下げられてバイタルエリア付近を好きに使われてしまいました。

また、シャフタールはハイプレスを仕掛けてくるため、攻守に渡ってDF陣の仕事が多く大変だったと思います。

よく無失点で抑えてくれました。

3.左で先発したバレッラ

右のインサイドハーフでプレイする機会の多かったバレッラですが、この試合は左で先発しました。

序盤にはカットインからのミドルシュートがクロスバーを叩いています。

右サイドからのアーリークロスも強力な武器ですが、左サイドでカットインしてから右足で繰り出すボールも魅力的です。

バレッラが2人いればいいのですが。

前半

昨シーズンまでサッスオーロを率いていたデ・ゼルビ監督の下、シャフタールが序盤から積極的に攻撃を仕掛けていました。

開始4分には、左サイドで受けたイスラエル代表のソロモンが、カットインして右足でシュート。これは枠を捉えませんでした。

 

対するインテルはバレッラが魅せます。

左サイドで受けて、カットインから放ったミドルシュートがクロスバーを叩きました。

流れの中でチャンスを作れないインテルは、CKから好機を迎えます。

CKが流れてジェコに渡りますが、シュートはふかしてしまいました。

 

前半はシャフタールに主導権を握られたまま終了です。

後半

前半の流れそのままに、シャフタールの勢いいは止まりません。

48分には右サイドの崩しから、ゴール前にグラウンダーのクロスを送りますがシュクリニアルがギリギリでカットしました。

ガッツポーズでチームの士気を高めます。

 

その後もシャフタールにボールを持たれたまま、ピンチを凌ぐ時間が続きます。

インテルにチャンスが訪れたのは試合終盤でした。

85分には途中出場のコレアがPA外からミドルシュートを放ちますが、ピヤトフにセーブされました。

そのシュートで得たCKでは、デ・フライが頭で合わせますが再びピヤトフがセーブ。

得点とはなりませんでした。

 

そしてそのまま試合終了です。

選手レビュー

MOMはパトリック

WhoScored.comによるMOMは、パトリックでした。

ドリブル成功数6は、両チーム通じてトップの数字です。

序盤にトラオレが怪我で離脱するアクシデントがあった中、攻撃陣を引っ張っていました。

パトリックにかなり手を焼いていましたね。

ブロゾビッチ流のビルドアップ

ここ数試合は、ハイプレスをかけてくる相手が多かったです。

インテルのビルドアップが弱点だと思われているのでしょうか?

その中でも要であるブロゾビッチには、常に厳しいマークがつかれています。

そういったプレッシャーから逃れるため、最近ではDFラインに下りてボールを受けるシーンが多くなりました。

代わりにCBを1人上げて、相手のマークをずらそうとしてるのだと思います。

繋がなくなったハンダノビッチ

コンテ体制になってから、パス回しに積極的に参加するようになったハンダノビッチですが、ここ最近は繋ぎの意識がなくなったように見えます。

相手がプレスを掛けてきた時は、大きく蹴り出すようになりました。

そのクリアを味方が収めてくれれば良いのですが、奪われて2次攻撃を受けるシーンが多い気がします。

味方がいい位置にいないのもあるがしれませんが…

次はサッスオーロ戦

CLを2回戦って、未だに勝ちのないインテル。

次のグループステージではシェリフと対戦しますが、2連勝と勢いの乗るチームです。

その前にリーグ戦があり、次節はアウェイでサッスオーロと対戦します。

2021103()  AM3:45キックオフです。

 

引き分けが続いていますので、次は勝ちたいですね。

では!

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