21-22シーズン マッチレポート

21-22シーズン セリエA 7節 サッスオーロ×インテル

CLでシャフタール・ドネツクと引き分け、2試合連続で勝ちのないインテル。

今節は、難敵サッスオーロと対戦しました。

 

 

 

結果の方は、1-2で勝利!!

交代後すぐにジェコが点を取った時は、思わず笑ってしまいました。

予想以上の活躍で、良い意味で期待を裏切ってくれています。

ハイライト

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comより引用しています。

サッスオーロインテル
得点12
ポゼッション55.6%44.4%
シュート(枠内)12(8)18(3)
パス(成功数)492(412)386(315)
クロス1620
コーナー68
シュートブロック71
タックル1021

後半途中までサッスオーロに主導権を握られていましたが、ジェコやディマルコが交代で入ってからはインテルが息を吹き返しました。

ジェコの活躍で2点を奪い、逆転に成功しています。

個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • 絶不調だったデ・フライ
  • 固まってきた序列
  • 模索中のハイプレス対処法

1.絶不調だったデ・フライ

鋭い読みと冷静な状況判断でDFラインを統率するデ・フライですが、今節はかなり酷かったですね。

タックルの読みを間違えて裏を取られたり、バックパスをミスって決定的なピンチを迎えたりと不安定でした。

連戦の疲れだけであそこまで酷くはならないと思うので、プライベートで何かあったのでしょうか?

メンタルは強そうですが、少し心配です。

2.固まってきた序列

新しいチームで始動してから、公式戦9試合を戦ってきました。

各ポジションに新しい選手を補強しましたが、ここまでの内容を見て序列が固まってきたように思えます。

個人的にですが現状でのベストメンバーをまとめました。

年齢や年俸を考えると、ダンフリース、チャルハノール、コレアには頑張ってもらいたいのですが、継続的な活躍はできていません。

ディマルコとペリシッチで悩みましたが、プレッシングの面を考えるとペリシッチの方に軍配が上がりました。

3.模索中のハイプレス対処法

ここ数試合、インテルにハイプレスをかけてくる相手が多いような気がします。

意図的にそうしているのでしょうか?

事実、インテルはハイプレスをかけられると簡単にボールを失う傾向があります。

昨シーズンまではとりあえずルカクに預けてキープしてもらっていましたが、今シーズンはそれが出来る選手がジェコしかいませんし、ルカクほどの時間を作れる訳でもありません。

しかも、今節はジェコがスタメンで出ていなかったため、サッスオーロのプレスに為す術がないといった状態でした。

早くハイプレス対策を考えないと、今後も苦戦が強いられそうです。

前半

前半からデ・フライが不安定でした。

バックパスを相手に渡してしまい、2対3のピンチを招きます。

デフレルのシュートは、ハンダノビッチが止めて難を逃れました。

 

22分には、PA内でシュクリニアルがボガを倒してしまいPK。

ベラルディが落ち着いて決めました。

ベラルディはミラノ勢から何点取る気なのでしょうか。

 

そして前半終了間際には、デ・フライのミスから決定的なピンチを迎えます。

バックパスが短くなり、相手選手に奪われ独走を許します。

慌ててハンダノビッチがPA外まで出ますが、かわされかけて相手選手を倒してしまいました。

1発レッドを覚悟したのですが、判定はまさかのノーファウル

どうやらギリギリでハンダノビッチが避けていたようです。

絶体絶命のピンチを凌ぎ、前半を終えました。

後半

後半に入っても、サッスオーロのペースは続きます。

流れが代わったのは、57分にインテルが4人を代えた直後でした。

ゴールが生まれたのは、そのわずか1分後です。

左サイドからペリシッチのアーリークロスがジェコに通り、頭で合わせてゴールを奪いました。

ジェコはファーストプレイでのゴール。ペリシッチのボールも素晴らしかったです。

 

勢いに乗るインテルは、更に追加点を奪います。

78分にブロゾビッチのスルーパスに抜け出したジェコが、PA内でコンシグリに倒されてPKを獲得。

ラウタロがきっちりと決めて、逆転に成功しました。

今後はラウタロがPKキッカーとなるのでしょうか?

 

そのままインテルが逃げ切り、勝ち点3を獲得しました。

選手レビュー

MOMはハンダノビッチ

WhoScored.comによるMOMは、ハンダノビッチでした。

枠内シュート8本を打たれましたが、失点はPKの1点のみに抑えました。

ここ最近は衰えを指摘されオナナの獲得が噂されていますが、まだまだ活躍できるはずです。

ハンダノビッチがいる内にスクデットが獲得できたのは良かったですが、ビッグイヤーも掲げて欲しいですね。

ペリシッチの献身性

見事なアシストで、ジェコのゴールをアシストしたペリシッチ。

今節は両チームトップのキーパス4本と、チーム3位のタッチ数58回を記録しています。

終盤になってもプレスをサボらない献身性は、チームにとって大きな助けとなっています。

また、元々WGなので攻撃性能も高く、仕掛けたらほとんどの確率でクロスまで持っていけるのも大きいですね。

ジェコの存在感

ジェコは1ゴールとPK獲得という、大きな仕事を果たしてくれました。

交代直後のファーストプレイでゴールを決めています。

ルカクがいなくなってジェコが来た時は正直ガッカリしたのですが、私の間違いだったようです。

ここまでは、ルカクの穴を補ってあまりある活躍を見せてくれています。

リーグ戦では6ゴールを奪って、得点ランクトップタイに並んでいます。

次節はラツィオ戦

厳しい戦いが続いていますが、次節はラツィオと対戦します。

インザーギ監督、コレア、デ・フライとっては古巣対決となります。

202110月17日()  AM1:00キックオフです。

 

ナポリとミランが絶好調なため、引き離されないようにしたいですね。

では!

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