TMWラジオのマイクに寄せたコメントで、ジャーナリストのファビオ・サンティーニは次のようにスッドゥット(優勝)争いについて語った。
「アタランタとユベントスを相手に勝利したナポリは、スッドゥットの半分を獲得したに等しい。さらなる半分を獲得するには、ナポリでインテルを倒す必要があるが、これは十分に実現可能だ。なぜならコンテは狂っているからだ。インテルでインザーギに受け継がれた勝利のメンタリティーは、コンテが生み出したものだ。元の質問に戻ると、今のインテルはコンテ率いるユベントスのファーストチームより強いわけではない。しかし、監督に権限を与えているクラブは、80%のスッドゥット制覇のチャンスがある」。
しかしコンテはヨーロッパレベルでは決して傑出していなかった。
「今季はスッドゥットに集中するため、コッパ・イタリアから早々に敗退した。本人は否定したが、その意図は明らかだ。リーグ戦のコンテとヨーロッパのコンテは異なる。私がたどり着いた考えはこうだ。彼は選手に非常に高い要求を課すので、選手たちは必然的にひとつのシーズンで複数の目標を追いかけることに抵抗感を示す。各クラブでのコンテの在任期間は常に2~3年だったが、コンテとはそういう人物だ。それは彼の強みであり、同時に限界でもある」。
引用元 : Santini: “Napoli, già cucito metà scudetto. E l’altra metà se la cucirà se…”