この日はコッパ・イタリアでフィオレンティーナと対戦しました。
結果は、延長線の末1−2でインテルの勝利です。
終了間際に、バレッラのクロスからルカクがヘディングシュートを決めました。
夜中の2時まで起きていたので、勝ってよかったです。
準々決勝では、ミランと対戦です。リーグ戦のリベンジを果たしてほしいですね。
注目はボランチのエリクセン
この試合で一番楽しみだったのが、エリクセンのボランチ起用です。
以前の記事で書いた願望が現実になって嬉しいです! 目次1の最後らへんに書いています。
参考カリアリ×インテル 2020/12/13
2020/12/12に行われた、カリアリ×インテルのマッチレポートです。インテルにとってはアウェーでした。 結果的には1-3で勝利します。 ただ、内容的には大苦戦でした。1点目が入るまでは、呆れた気持 ...
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リーグ戦では、インサイドハーフやトップ下での起用が多かったですが、中々ハマらず出番も限られていました。
かつて、ユベントスでピルロがしていたような役割をエリクセンもできれば、出場機会は増えるはずです。
現状、インテルのボランチはブロゾビッチしかいないので、負担軽減の意味でも期待していました。
ただ、守備には期待できないため、エリクセンを支える両脇の選手達が重要です。
今回は、ビダルとガリアルディーニでした。
この試合のエリクセンですが、結果的には、可もなく不可もなくという感じです。
PK獲得に繋がるミドルシュートは放ちましたが、効果的なロングパスや楔のパスは少なかったです。周囲の動きがなく、出しどころがなかったのかもしれませんが。
また、決定機に繋がりそうなミスを2回程していたのが気になります。ラノッキアがカバーしてくれて、助かりました。
本当に、コンテになってからのラノッキアは安定していますよね。パスも上手いですし。もっと出場機会を与えても良い気がします。
エリクセンはこのまま移籍してしまうのでしょうか? 現状のままだったら、本人のためにも移籍した方が良いと思いますが。
全盛期を知ってるだけに、インテルでもその姿が見たいです。
マッチレポート
久しぶりの先制点
ここ最近の試合では、先制点を取れていませんでしたが、先制に成功します。
エリクセンのミドルシュートがGKに弾かれ、詰めたサンチェスのシュートがクロスバーに嫌われました。
しかしこの時、GKテラッチャーノがサンチェスを倒しており、VARでPKとなりました。
キッカーはビダルです。サンプドリア戦のPK失敗で、サンチェスは蹴らせてもらえなかったのでしょうか。
以前、ニュースを見てびっくりしたのですが、サンチェスは通算で12回中4回しかPKを成功させていないようです。
なぜ、あの時キッカーを務めたのでしょう。
ビダルはしっかりと、ド真ん中に決めてくれました。
テンションの低い試合でしたが、点が入ったことによりフィオレンティーナが前がかりになります。
特にカストロビッリは、やはり上手いですね。ビダルは大分翻弄されていました。
同点弾
57分にフィオレンティーナが同点弾を決めます。
CKでゴチャっとした後、ペリシッチの弱いクリアがクアメに渡ります。胸トラップからのボレーがゴールに突き刺さりました。
余裕がなかったのか分かりませんが、ペリシッチのクリアミスは痛かったですね。
攻撃面はかなりよかったのですがね。ラウタロとサンチェスが決めていれば、というシーンを作っていました。
その後は同点のまま時間が進みます。
コンテは流れを変えるため、69分にルカクとハキミを投入しました。
2人が入っただけで「勝ったわ」と思いました。それ程信頼してるということですかね。
実際すぐに、決定機を作っていました。ハキミがルカクとのパス交換で抜け出し、トゥーキックでシュート。僅かにゴール左に外れました。
いきなり可能性を見せてくれましたが、90分以内にはゴールが生まれず延長戦に入ります。
やっぱりルカク
延長戦に入り、疲れも出てきたフィオレンティーナは中々攻められません。インテルがボールを保持する時間が続きます。
しかし引いて守る相手に、中々ゴールをこじ開けられませんでした。
CKからルカクのヘディングも入りません。決定機だったのですが…
それでも、ルカクがやってくれました。PK戦も見えた、延長戦終了間際です。
バレッラのアーリークロスに、ドフリーでヘディングシュートを決めてくれました。
なぜ、ドフリーだったのか確認すると、その前の競り合いで相手DFがバランスを崩していることが分かります。
ルカクのフィジカルを活かした、上手いプレーでしたね。
それを見逃さず、ピンポイントクロスを上げたバレッラもお見事です。
残りの時間も集中を切らさず、見事勝利しました。
選手レビュー
イライラさせられたラウタロ
この試合…というより最近、ラウタロの軽さにイライラします。
少し身体を当てられただけで倒れ、ファウルをもらえないシーンが多いです。
そしてアピールしてる間に、相手は攻めてる。
クアメのゴールに繋がったCKも、ラウタロが奪われた所から始まっています。
相手のカウンターが始まり、ファウルを与えました。そのFKが、失点したCKに繋がっています。
誰かあの軽いプレーにキレないのでしょうか? ビダル辺りが、注意しそうなんですが。
この試合は、決定機も外していましたしね。
ペリシッチが高い位置でカットして、すぐにクロス。相手DFがカットしようとするも届かず、ゴール目の前でドフリーとなったラウタロに渡ります。
胸トラップからボレーを放つも、枠外に飛ばしていました...
頑張っていたペリシッチ
左WBで先発を果たしたペリシッチ。
正直、今シーズンはWBでも2トップでも微妙な働きでした。ただ、この試合はよかったです。
ラウタロとサンチェスが決めていれば、2アシストとなっていたでしょう。
左サイドを制圧していましたね。ドリブルもキレキレでした。
失点に繋がるミスは犯しましたが、今までの試合で一番よかったと思います。
使われないピナモンティ
カップ戦でも使われなかったピナモンティ。それ程コンテに信用されていないのでしょうか。
ペリシッチをFWで起用するくらいなので、序列的には5番手くらいですかね。
昨シーズンのエスポージトの方が、出場機会が多かったです。
ここまで使わないなら、レンタルで出してほしいですね。
エデル獲得の噂もでていましたが、この冬動きがあるのでしょうか。
久保もそうですが、若い内は出場機会を優先してほしいですよね。
バレロに似てたアムラバト
最初にフィオレンティーナのスタメンを見た時、「ビラーギもバレロもいるんだ」と思いました。そういえば、古巣に戻ってましたね。
そして、バレロはボランチで先発かと見ていたら、アップになってビックリです。
その選手は、アムラバトでした。どっちもスキンヘッドなので、ややこしいです。
ミラン時代のエマヌエルソンとロビーニョもそっくりでしたよね。なぜ先発してるロビーニョが、ベンチにもいるのかと混乱しました。
いよいよイタリアダービー
2試合振りの公式戦勝利となったインテルですが、次はいよいよ、ユベントスとのイタリアダービーです。
2021/1/8(月)AM4:45 キックオフです。
リーグ戦無敗だった首位ミランに土をつけ、調子を上げているユベントスなので怖いですね。
ここで負けると、例年のようにズルズルと調子を落としかねません。
そして、DAZNでも放送予定です!!
是非とも勝利を目指してほしいですね。
では!