前回ホームでシェリフに勝利して、グループD3位につけているインテル。
グループステージも折り返しに入り、今回はアウェイでシェリフと対戦しました。
結果の方は1-3で勝利しました!
最後の失点は無駄でしたが、これで2位に浮上しています。
次のシャフタール戦にも勝って、グループステージ突破を決めたいですね。
ハイライト
マッチレポート
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試合データ
WhoScored.comより引用しています。
シェリフ | インテル | |
---|---|---|
得点 | 1 | 3 |
ポゼッション | 34.6% | 65.4% |
シュート(枠内) | 7(2) | 22(8) |
パス(成功数) | 313(254) | 588(526) |
クロス | 11 | 23 |
コーナー | 2 | 5 |
シュートブロック | 6 | 0 |
タックル | 16 | 19 |
ほとんどの時間でシェリフを押し込んでいました。セカンドボールの回収率も高く、ほぼ完璧な試合運びでした。
惜しむらくは最後の失点ですね。ミラノダービーへの流れを考えると、無駄な失点でした。
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- ブロゾビッチの重要性
- 活性化してきたFW陣
- 強みとなったセットプレイ
1.ブロゾビッチの重要性
54分に貴重な先制点をあげて、勝利に貢献したブロゾビッチ。
今シーズンは公式戦全試合に先発しており、インザーギ監督の信頼も厚い選手です。
ボールタッチ数とパス数は毎試合トップに近い数字を残しており、インテルのキーマンでもあります。
それだけに、早く契約を延長して欲しいですね。
チャルハノール並の給与を望んでいるというニュースを見ましたが、それに見合うだけの活躍はしています。
マロッタには頑張って欲しいですね。
2.活性化してきたFW陣
交代直後に3点目を決めたサンチェスを始め、FW陣が軒並み好調です。
直近の試合ではコレアも2得点しており、ポジション争いが活性化してきました。
ラウタロは若干得点ペースが落ちていますが、刺激を受けて復調してくれることに期待しましょう。
ジェコ、ラウタロ、コレア、サンチェスとそれぞれタイプも違うため、交代で流れを変えられるのも良いですね。
サトリアーノは恐らく出場機会が限られるため、レンタルに出した方が良さそうです。
3.強みとなったセットプレイ
今シーズンのインテルはセットプレイが強みになっています。
この試合でもCKからシュクリニアルが得点しました。
ディマルコ、チャルハノールと質の高いキッカーに、ジェコというターゲットが加入したことが大きな要因になっています。
シュクリニアルの迫力が増しているのも大きいですね。
前半
試合開始から主導権を握っていたのはインテルです。
素早いチェックで相手に自由を与えず、セカンドボールもきっちりと回収していました。
シェリフはほとんどの時間を自陣で過ごし、ブロックを作って耐える展開が続きます。
しかし、インテルに決定力が足りず得点を奪うまでには至りません。
ジェコは2回程決定機がありましたが、どちらも決めきれませんでした。
39分にはラウタロがミドルを放つも、ポストに当たりました。
結局、得点は生まれないまま前半は終了です。
後半
後半も、インテルが押し込む展開は変わりませんでした。
そして迎えた54分、ついにインテルが得点を奪います。
ショートカウンターからビダルがPA内に侵入して、マイナスにいたブロゾビッチに落とします。
シュートフェイントで2人躱して、右足で放ったシュートがゴール左に決まりました。
バレッラがダイブして避けていたのが可愛かったですね。
勢いに乗るインテルが、65分に追加点を奪います。
ブロゾビッチのCKにデ・フライが頭で合わせます。これはGKに弾かれますが、こぼれ球をシュクリニアルが押し込みました。
2点のリードを得て余裕が生まれたインテルは、ゆっくりとしたパス回しで上手くゲームをコントロールします。
そして82分に決定的な3点目を奪いました。
ブロゾビッチが裏へ出したボールは相手に渡りますが、サンチェスが上手く奪ってそのままシュート。
強烈なシュートでGKをぶち抜きました。
91分にはセットプレイからシェリフに1点を返されますが、時すでに遅し。
インテルが1−3で勝利しました。
選手レビュー
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MOMはブロゾビッチ
WhoScored.comによるMOMは、ブロゾビッチでした。
1ゴール1アシストを決めて、勝利に貢献しています。
タッチ数96回にパス成功数76本、タックル3回にインターセプト2回と、それぞれチームトップクラスの高い数字を記録しており、攻守に貢献したことが分かります。
インテルの心臓であるブロゾビッチには、できるだけ長く残って欲しいですね。
ビダルの存在感
ビダルがいると守備が引き締まります。
タックル5回はチームトップの数字です。
キーパスも3本出しており、内1本はアシストに繋がっています。
切り替えが早く、シェリフにボールが渡ってもすぐに奪い返していました。
インテルとシェリフで最も差があったのが球際の強さでしたが、その中でもビダルが際立っていましたね。
存在感を増したシュクリニアル
CKから追加点を奪ったシュクリニアルですが、今シーズンは公式戦14試合で3点をすでに奪っています。
セットプレイでの存在感が増していますね。
シュクリニアルに合わせるシーンが多いのが分かります。
ここ最近はクリーンシートも増えていますし、守備も安定してきました。
怪我なくシーズンを乗り切って欲しいですね。
次はミラノダービー
次はリーグ戦でミランと対戦します。
未だ無敗で2位につけるチームです。ここで叩いて、勝ち点差を縮めたいですね。
2021年11月8日(月) AM4:45キックオフです。
ミラノダービーが終わったらナポリ戦が待っています。
前半戦1番の山場となりますが、1勝1分で切り抜けてくれると最高です。
では!