今シーズン初のリーグ戦3連勝で、首位ナポリを射程圏内に捉えているインテル。
今節は、インテルを3冠に導いたモウリーニョ監督が率いるローマと対戦しました。
結果の方は、0-3で勝利しました!!
前半に3点を奪って試合を決めています。
後半は、ローマがやる気を無くしていましたね。
ハイライト
マッチレポート
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試合データ
WhoScored.comより引用しています。
ローマ | インテル | |
---|---|---|
得点 | 0 | 2 |
ポゼッション | 33.9% | 66.1% |
シュート(枠内) | 9(1) | 10(4) |
パス(成功数) | 380(329) | 765(712) |
クロス | 14 | 15 |
コーナー | 4 | 3 |
シュートブロック | 2 | 4 |
タックル | 9 | 20 |
前半で勝負が決まり、後半はインテルもペースダウンしていました。
終始ゲームを支配して、完勝しています。
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- 前半で決まった試合
- ザニオーロ対インテル
- 初ゴールのドゥンフリース
1.前半で決まった試合
インテルが前半に3点を奪ったことで、ゲームが決まりました。
主力が複数不在のローマは、逆転への気力を無くしたようです。
後半はプレスをかけることもなく、ただ時間が過ぎるのを待っていました。
それに呼応するかのようにインテルもペース落とし、ディフェンスラインでパス回しを繰り返します。
そして、何事もなくゲーム終了が終了しました。
実況の北川さんも心なしか、冷めていたような気がします。
2.ザニオーロ対インテル
前述したようにやる気を無くしていたローマですが、その中で一人気を吐いていたのがザニオーロです。
前半から推進力のあるドリブル突破で、インテルのゴールを脅かしていました。
ドリブル成功数4回は、両チーム合わせてもトップの数字です。
こんな逸材をローマに渡してしまっていたのですね...
当時は、ナインゴランを獲得するために仕方なかったですが。
3.初ゴールのドゥンフリース
ダルミアンの壁を超えられず、出場機会を失っていたドゥンフリース。
そのダルミアンが怪我をしたことにより、直近の試合ではスタメン出場が増えています。
そして今節、セリエA初ゴールを決めました。
バストーニのアーリークロスに、DFの裏を取って頭で合わせました。
ドゥンフリースは、相手の裏を取るのが上手いですね。
後はクロスの精度を上げてくれれば、更に驚異となります。
後は、守備の軽率さを無くして欲しいです。
前半
キックオフから、ザニオーロがドリブル突破でインテルゴールに迫ります。
対するインテルはチャルハノールが中心となり、ボールを回していました。
そして15分、そのチャルハノールがゴールを奪います。
左のCKから蹴ったボールがGKの股を抜き、直接ゴールに入りました。
思わぬ形で先制したインテルですが、24分にも追加点を奪います。
ダイレクトパスを4回繋ぎ、PA内のハーフスペースに入ったチャルハノールがマイナスにパス。
ここにジェコが入り、左足で合わせてゴールを奪いました。
古巣ローマに敬意を表し、ゴールは喜んでいませんでした。
さらに前半終了間際の39分に、試合を決める3点目が決まります。
オーバーラップしたバストーニがアーリークロス。
ビニャの裏を取ったドゥンフリースが、頭で合わせてゴールとなりました。
そして、前半は終了です。
後半
後半は、インテルボールで始まりました。
そこからしばらくの間ローマがボールを取りに来ないため、ボールキープが続きます。
59分にはコレアがドリブルで仕掛けた際に、足を痛めて交代してしまいました。
ベンチに下がった後に、泣いていたようです。
インテルがボールをキープする時間が続く中、ザニオーロがチャンスを作りました。
ゴール前でスルスルとドリブルで侵入し、PA手前で強烈なミドルシュート。
ゴールに入ったかに見えましたが、ギリギリで枠外だったようです。
終盤にはインテルの選手達が丁寧にパスを繋ぎ、ゴール前に入ったセンシがビッグチャンスを迎えます。
しかしダイレクトで合わせたシュートは、ゴールの上に飛んでいってしまいました。
そして試合終了です。
選手レビュー
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MOMはチャルハノール
WhoScored.comによるMOMは、チャルハノールでした。
1ゴール1アシストで勝利に貢献しています。
ここ最近のチャルハノールは、かなり調子がいいですね。
昨シーズン後半のエリクセン並に、インテルの中盤に欠かせない選手となってきました。
このゲームでも、相手陣内で効果的なパスを何度も出していました。
インテルの心臓ブロゾビッチ
インテルの心臓であるブロゾビッチですが、シモーネ監督の下でもそれは変わりません。
今シーズン全試合に先発しており、出場時間もチーム3位となっています。
流石に休ませたいですが…
今節は後半ローマが抜いていたこともありますが、タッチ数145回、パス成功数126本は断トツトップの数字です。
いかにブロゾビッチが、ビルドアップの中心になっているか分かりますね。
安定しているダンブロージオ
デ・フライとラノッキアが怪我で離脱しているため、シュクリニアルが3バックの真ん中に回りました。
空いた右CBは、ダンブロージオが務めています。
本職ではないはずですが、安定したプレイでクリーンシートに貢献してくれました。
また元々SBなこともあり、攻撃参加でも効果的な働きをしていました。
攻撃に関しては、シュクリニアルより上手いですね。
次はレアル・マドリード戦
次はCLのグループステージ最終節で、レアル・マドリードと対戦します。
グループステージ突破は決まっていますが、初戦で負けている相手です。
2021年12月8日(水) AM5:00キックオフです。
どうせなら勝って、首位通過を決めたいですね。
では!