すでにCLのグループステージ突破を決めている、2チームが激突しました。
勝った方が、グループDを首位で通過します。
結果の方は、2-0で敗戦しました。
レアルはやはり強かったですね。結果、内容共に完敗でした。
ノックアウトステージが始まるまでに、もう少しチームを成熟させたいです。
ハイライト
マッチレポート
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試合データ
WhoScored.comより引用しています。
レアル・マドリード | インテル | |
---|---|---|
得点 | 2 | 0 |
ポゼッション | 50.3% | 49.7% |
シュート(枠内) | 15(5) | 17(3) |
パス(成功数) | 565(517) | 537(491) |
クロス | 9 | 28 |
コーナー | 5 | 7 |
シュートブロック | 5 | 3 |
タックル | 6 | 12 |
レアルの堅守速攻に対応できず、何度も決定機を作られました。
ミドルシュート2本を決められて、敗戦しています。
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- ヴィニシウスの驚異
- 退場となったバレッラ
- レアルの堅守速攻
1.ヴィニシウスの驚異
左WGで先発したヴィニシウスですが、インテルの驚異となっていました。
ヴィニシウスとマッチアップする時は、すぐにフォローできるよう味方が近くにポジショニングするため、逆サイドが手薄となっていました。
ヴィニシウスに数人惹き付けられて逆サイドに展開され、後手に回るようなシーンが多かったです。
ドゥンフリースが前半で代わったのも、ヴィニシウスに対応しきれなかったこともあるでしょう。
2.退場となったバレッラ
1点ビハインドで迎えた64分、バレッラが退場となってしまいました。
タッチライン際で競り合った際、ミリトンに肩で押されてバレッラが壁に激突。
激昂して、ミリトンの足を殴ってしまいました...
リプレイを見た審判はミリトンにイエロー、バレッラにレッドカードを出しています。
完全に余計なプレイでしたね... これで、決勝トーナメント1回戦は出場停止となってしまいました。
3.レアルの堅守速攻
インテルは人数をかけて相手陣内に攻め込むも、レアルの堅守に苦しみ決定機を作れませんでした。
逆にレアルはカウンターから、効率よくチャンスを作ります。
17分に先制点を奪った後も、ロドリゴのポスト直撃のシュートなど、決定機の数でもインテルを上回りました。
さらにバレッラが退場してからは、レアルがハイプレスをかけるようになり、インテルは繋ぐのに精一杯。
自陣PA内でプレスをかけられて、あわや失点という場面もありました。
前半
お互いベストに近いメンバーで臨んだ試合ですが、先制点を奪ったのはレアルでした。
17分にPA外で受けたクロースが、左足で強烈なミドルシュート。
ハンダノビッチの横っ飛びも届かず、ゴールに吸い込まれました。
インテルのDF陣は、もう少し詰めておくべきでしたね。
その後もヴィニシウスを中心とした攻撃で、レアルが優位に試合を進めます。
インテルが同点に追いつけないまま、前半は終了しました。
後半
同点を目指すインテルですが、57分にバレッラが退場してしまいます。
ミリトンに押された報復として足を殴ってしまい、レッドカードを出されました。
チャンスと見たレアルは、ハイプレスをかけるようになります。
インテルは何とか繋ぎますが、プレスの網に引っかかりまともに攻撃ができません。
そして79分に、途中出場のアセンシオに止めを刺されました、
PA手前で受けたアセンシオが、左足でコントロールショット。
ポストに当たり、ゴールに吸い込まれました。
ここもDF陣の寄せが甘かったです。
これで試合が決まり、2−0でインテルは敗戦しました。
選手レビュー
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MOMはミリトン
WhoScored.comによるMOMは、ミリトンでした。
インテルの攻撃をシャットアウトして、勝利に貢献しました。
空中戦勝利数6回、インターセプトとクリア数は共に5回でこの試合トップの数字です。
今シーズンはセルヒオ・ラモスとヴァランが一気に抜けて、苦戦が予想されていました。
しかし、アラバとミリトンが見事にその穴を埋めているようです。
未熟さが出たバレッラ
インテルに移籍してきてから、中心選手として活躍してきたバレッラ。
これまでも文句なしの働きをしてきましたが、今節はやってしまいましたね。
元々熱くなりやすい性格でしたが、カッとなってミリトンの足を殴って退場しました。
これで、決勝トーナメントの1stレグは出場停止です。
試合後にはチームメイトに謝ったようです。
最近の試合でも、思い通りにいかない時の不満そうな振る舞いが目立っていました。
過ぎたことは仕方ないので、これを機に反省を活かしてチームの勝利に貢献して欲しいです。
希望を見せたペリシッチ
この試合で希望を見せていたのが、ペリシッチです。
ドリブル突破からクロスを上げて、味方のシュートに繋げていました。
シュート数もチームトップの4本を放っています。
CL優勝経験のあるペリシッチは、インテルにとって重要な存在です。
その経験をチームに還元して、決勝トーナメントで躍進して欲しいです。
次はカリアリ戦
公式戦で約2ヶ月ぶりに負けてしまいました。
決勝トーナメントは進出できるのでいいですが、少し引きずりそうな負け方だったのが心配です。
年内はカリアリ、サレルニターナ、トリノと中下位に沈むチームとの対戦が残っています。
ひとまず、次は降格圏に沈むカリアリとの対戦ですので、しっかりと勝ちたいですね。
2021年12月13日 AM4:45キックオフです。
年内残りの試合は、全勝して欲しいです。
では!