21-22シーズン マッチレポート

21-22シーズン セリエA 17節 インテル×カリアリ

CLでレアル・マドリードに敗戦し、久々に公式戦で黒星をつけられました。

今節は降格圏に沈むカリアリが相手なので、勝って悪い流れを断ち切りたいですね。

 

結果の方は、4-0で快勝しました!!

ミランが引き分けているため、インテルが遂に首位に返り咲きました。

リーグ戦の連勝は5に伸びています。

ハイライト

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試合データ

WhoScored.comより引用しています。

インテルカリアリ
得点40
ポゼッション75.3%24.7%
シュート(枠内)24(15)5(2)
パス(成功数)769(698)249(186)
クロス225
コーナー91
シュートブロック12
タックル128

圧倒的にボールを支配し、引いた相手に対して難なくゴールを奪っていました。

CKから得点も奪っており、セットプレイからの得点数は最多をキープしています。

逆にカリアリは、セットプレイからの失点数が最多となっているようです。

個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • 安定感を増した守備
  • 相手を無力化するダイレクトパス
  • サンチェスのチャンスメイク能力

1.安定感を増した守備

今節クリーンシートを達成したことで、リーグ戦は4試合連続無失点となりました。

デ・フライも約1ヶ月ぶりに復帰しており、守備は更に安定感を増していきそうです。

個人的にはボールをキープする時間が増えたことで、失点のリスクが減っているように感じます。

今節やローマ戦のようにリードした試合展開では、無理に攻め急がず時間を使うシーンが増えました。

そうすることで相手の攻める時間を減らしているのが、失点が減った要因な気がします。

2.相手を無力化するダイレクトパス

リーグ戦も中盤に入り、連携が深まりビルドアップが大分スムーズになりました。

特にダイレクトパスで、相手を躱すシーンが目立っています。

常に周りの選手が動いて適切な距離感を保つことで、パスコースを作っているのでしょう。

ダイレクトパスは自陣ではビルドアップ、相手陣内ではシュートチャンスに直結するため、非常に有効な攻撃手段となっています。

3.サンチェスのチャンスメイク能力

サンチェスは出場時間が限られていますが、出場した試合ではしっかりと活躍してくれています。

今節も1ゴール1アシストと、勝利に大きく貢献してくれました。

 

チャンスメイク能力に優れており、ドゥンフリースのPK獲得に繋がったスルーパスは見事でした。

また中盤まで下りてきて、パスを受けるシーンも目立っていました。

その際に相手をひらひらと躱して、前を向くプレイも得意です。たまに相手に引っかかって、ピンチを招きますが...

決定力は抜群という訳ではないですが、1.5列目の選手として優秀な選手です。

控えにサンチェスがいるのは、心強いですね。

前半

かつてインテルの指揮官だった、マッツァーリ監督が率いるカリアリ。

フォーメーションは、インテルと同じ3-5-2でした。

しかし、ボールの保持率は圧倒的にインテルとなります。

 

インテルは何度かシュートチャンスを作りますが、ゴールを奪えない展開が続きます。

しかし、迎えた29分にゴールを奪いました。

チャルハノールがCKからニアに蹴ったボールを、ラウタロが頭で合わせてクラーノの手を弾きゴールとなりました。

 

続けてチャンスを作ります。

サンチェスのスルーパスに、ドゥンフリースが抜けてGKに倒されてPKとなりました。

キッカーはラウタロですが、クラーノに阻まれて追加点とはならず...

ラウタロは、またしても左に蹴りましたね。

 

そして前半は終了しました。

後半

追加点は、後半開始早々に生まれました。

右サイドの深い位置からスローインを受けたバレッラが、リフティングしながらクロス。

PA内でサンチェスが右足で合わせてゴールを奪いました。

 

その後もインテルの猛攻は続きます。

ドゥンフリースやサンチェスが立て続けにチャンスを迎えますが、クラーノの好セーブに阻まれます。

しかし、66分に3点目を奪いました。

チャルハノールがPA外でカットインしながら、ミドルシュート。

綺麗な弾道でゴールに吸い込まれました。チャルハノールは絶好調ですね。

 

そして2分後にも追加点です。

バレッラのロングボールに抜け出したラウタロが胸トラップから、ゴール左に優しく流し込みました。

流れるような素晴らしいゴールでしたね。

 

4-0で試合終了です。

選手レビュー

 

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MOMはバレッラ

WhoScored.comによるMOMは、バレッラでした。

2アシストを記録し、勝利に貢献しています。

CLのレアル・マドリード戦でミリトンを殴って退場した影響か、今節は静かにプレイしていたように見えました。

古巣のカリアリ戦だったからかもしれませんが。

 

どちらにしろ、今節のバレッラは一味違ったプレイを見せていました。

タッチ数131回、パス成功数108回、キーパスは4で試合を通じてトップの数字です。

いつもであれば前の方でプレイするためこれらの数字は伸びないのですが、今節はビルドアップでの貢献が多かったです。

シモーネ監督の指示なのか、バレッラの判断だったのかは分かりませんが、意識的に下がってボールを受けているように見えました。

絶好調なラウタロ

今節の2ゴールで、ラウタロは得点ランク4位になりました。チーム内ではトップスコアラーです。

リーグ戦では、4試合連続ゴールとなっています。

PKを外さなければ、ハットトリックも狙えましたね。

流石に左に蹴りすぎて、クラーノにも読まれていました。

 

ただ、好調を維持しているようで頼もしいです。

今シーズンは得点王を狙って欲しいですね。

怪物になりつつあるチャルハノール

11月度のセリエA月間MVPに輝いたチャルハノールですが、今節も物凄いミドルシュートを決めてくれました。

今シーズン決めた6ゴールの内、4ゴールはPA外からのシュートです。

これだけ精度の高いシュートを持っている選手は、中々いませんね。

セットプレイのキック精度も高く、今シーズンのインテルがセットプレイから得点を量産している要因は、チャルハノールの存在が大きいです。

ビルドアップではアクセントをつけるパスを出し、守備での貢献度も高いです。

今のチャルハノールは、インテルに欠かせない存在となっていますね。

次節はサレルニターナ戦

リーグ戦5連勝で、遂に首位となりました。

このまま、年内の残り2試合を全勝で終えたいですね。

次節は最下位に沈むサレルニターナと対戦します。

20211218()  AM4:45キックオフです。

 

リベリがいますが、しっかりと勝点を積み重ねたいです。

では!

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