21-22シーズン マッチレポート

21-22シーズン CLラウンド16 1stレグ インテル×リヴァプール

遂にインテルが、この舞台に帰ってきました。

2011-12シーズン以来となる、CL決勝トーナメントです。

この試合を見るためだけに、WOWOWに加入しました。インテルが敗退するまでは、解約しないつもりです。

さて試合の方ですが、優勝候補の一つでもあるリヴァプールをホームに迎えての一戦でした。

 

 

結果の方は、0-2で敗戦しました。

内容が良かっただけに、辛い結末となってしまいましたね。

せめて1失点に抑えて、2ndレグに望みを繋ぎたかったです。

ハイライト

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試合データ

WhoScored.comより引用しています。

インテルリヴァプール
得点02
ポゼッション46.4%53.6%
シュート(枠内)9(0)13(2)
ブロックされたシュート23
パス(成功数)454(359)532(432)
クロス(成功数)24(6)16(3)
コーナー77
タックル2716
インターセプト1513
クリア1517

スタッツ的には、ほぼ五分五分となりました。インテルは、枠内シュート0本なのが厳しいですね。

逆にリヴァプールは、2本の枠内シュートがゴールに繋がっています。

個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  1. 攻略できていた左サイド
  2. 選手層の差
  3. 失点後の集中力

1.攻略できていた左サイド

インテルの左サイドは、決してリヴァプールに引けを取っていませんでした。

特にペリシッチが凄かったです。

アーノルドを相手に優位に立ち、ドリブル突破からのクロスでチャンスを作っていました。

チャルハノールのクロスバー直撃シュートも演出していましたし、得点に繋がらなかったのが残念ですね。

バストーニがフリーで持てる時間帯もあったので、左サイドで優位に立っている内に点が欲しかったです。

2.選手層の差

両チームのスタメンだけを見れば、互角の戦いができていました。

勝負を分けたのは、控えの差でしたね。

クロップがフィルミーノやディアス、ヘンダーソン等流れを変えられる選手を投入する中、インテルが切ったカードはサンチェスのみです。

これだけインテンシティの高い試合ですので、スタメンには疲労の色が見え、一瞬の隙をつかれて勝ち越されてしまいました。

この試合レベルについていける控え選手が少ないのは、厳しかったですね。

チーム全体の総合力で、リヴァプールと差があるように感じました。

3.失点後の集中力

良い流れで攻め続ける中、一瞬の隙をつかれてCKから失点してしまいました。

そのショックから立ち直れず、8分後には2失点目を喫しています。

ミラン戦でも良い流れから失点して、その4分後にも2点目を奪われていましたが、失点直後のリアクションが悪いですね。

ショックなのは分かりますが、この2失点目は2ndレグに向けて大きな痛手となるため、何とか踏みとどまって欲しかったです。

前半

お互い緊張感のある入りを見せていました。

ハイプレスをかけ合い、少しでもミスがあれば危険な位置でボールを失うような展開が続きます。

インテルも高い集中力で、パスの出し所を運動量で潰していました。

 

そんな中最初のビッグチャンスを作ったのは、インテルです。

ペリシッチがファビーニョを突破してクロスを送り、ハーフスペースにフリーで入ったチャルハノールに渡ります。

ワントラップして左足でシュートを放ち、クロスバーに当たりました。

 

その後もインテルは、ハイラインを敷くリヴァプールの背後を狙い続けますが、スコアレスのまま前半は終了します。

後半

後半に入り、クロップは次々と交代カードを切ってきました。

インテルが攻め続ける中で、徐々に流れを引き寄せていきます。

そして75分、一瞬の隙をついてリヴァプールが先制しました。

ロバートソンのCKを、ニアで合わせたフィルミーノがバックヘッドでゴール左に流し込みます。

ゴールは見えていないので、感覚で打っていたのでしょう。

 

これでテンションの落ちたインテルは、8分後に失点を重ねます。

アーノルドが左足で入れたクロスをファン•ダイクが頭で落とします。

そのボールをサラーが左足で振り抜き、ディフレクションしたボールがゴールに吸い込まれました。

体力を使い切ったインテルは、反撃する力が残っておらず0-2のまま敗れてしまいました。

選手レビュー

 

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MOMはロバートソン

WhoScored.comによるMOMは、ロバートソンでした。

CKではキッカーを務め、その内の1つは先制点に繋がっています。

またドゥンフリースの上がりなど、インテルの右サイドの攻撃をファン•ダイクと共に良く抑えていました。

キーパス3本は、チームトップの数字となっています。

リヴァプールの両SBは、キック精度が高すぎてずるいですね。

違いを見せたペリシッチ

この試合のペリシッチは、インテルのストロングポイントとなっていました。

1対1ではアーノルドを制して、クロスを何本も供給しています。

解説の戸田さんも言っていましたが、両足を使えるためDFはどっちの足を切ればいいのか悩むのでしょう。

残念ながら得点には繋がらなかったですが、非常に危険な存在となっていました。

躍動していたビダル

バレッラの出場停止を受け、先発したビダル。

正直かなり不安がありましたが、予想を上回るパフォーマンスを見せてくれました。

守備では本来の持ち味を活かして、激しいプレスでボールを刈っていました。

 

ただ、ビルドアップでもたついて相手に潰されるなど、カウンターに繋がるロストもあったため2ndレグでは気をつけたいですね。

自ら持ち上がる場面も少なく、攻撃面で少し物足りなかったのが、バレッラの不在の影響を感じた部分でした。

次はサッスオーロ戦

2月に入りミラン、ナポリ、リヴァプールと激動の3連戦を乗り切りました。

1分2敗とかなり厳しい結果となってしまいましたが、何とか立て直したいですね。

次はリーグ戦で、難敵サッスオーロと対戦します。

2022221  AM2:00キックオフです。

 

セリエA2連覇を達成するためには、こういった試合で悪い流れを断ち切らなければいけません。

では!

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