マッチレポート

コッパ・イタリア 準決勝 1stレグ インテル×ユベントス

コッパ・イタリアも準決勝まで来ました。

ここまでは一発勝負でしたが、準決勝のみ2試合行います。

相手はユベントス。今シーズン2度目のイタリアダービーです。

先日のリーグ戦では完勝しましたが、今回はどうだったのでしょうか。

ルカクとハキミが出場停止で、飛車角落ちの状態ですが、ホームでなんとか勝って欲しいですね。

 

しかし結果は、1-2で敗戦でした。

特に2失点目は酷かったですね。DF陣の連携ミスで失点です。

ハイライト

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幸先のいい先制点

先日、第一子が誕生したラウタロ・マルティネスですが、幸先よく先制点を奪います。

ロングボールを上手く収めたサンチェスがキープして、バレッラの飛び出しを待ちパスを送ります。

スピードに乗ったバレッラが、右サイドを駆け上がりグラウンダーのクロス。ダイレクトでラウタロが合わせて、ブッフォンの手を弾きゴールとなりました。

ユベントスのペースになりかけていたので、大きな先制点です。

ゴール後はしばらくユベントスがバタバタして、インテルのペースとなっていました。

 

先日のリーグ戦では、3バックでビルドアップに苦戦したユベントスですが、この日は4バックを採用しました。

おかげでパスがスムーズに繋がり、ベンタンクールがボールを触る機会も多かったです。

解説の細江さんいわく、左サイドでサンドロがボールを持った時に、バレッラがプレスに行くのですが、ベンタンクールが気になって迷いが生じていたようです。ブロゾビッチがベンタンクールにマークしてから、サンドロにアタックするため、判断が後手になっていました。

また、ブロゾビッチがクルゼフスキにしっかりと見られていたため、インテルはビルドアップで苦戦していました。

 

すると、同点弾を決められてしまいます。

ベルナルデスキが左サイドから上げたクロスは流れますが、中でクアドラードが倒れます。最初はスルーしたのですが、VARの結果PKとなりました。

これをC・ロナウドがど真ん中に決めます。

PKは仕方ないですが、クアドラードのアピールめちゃくちゃ癇に障りますね。

ピッチに座り込んで、起き上がらせようとするインテルの選手の手を弾きまくってました。

何か分からないですが、個人的に凄い腹が立ちました。

ビダルのアピールもたまにイラッとしますが、似たような感じでしょうか。

 

同点としたユベントスは、落ち着きを取り戻します。段々とプレスもハマってきました。

すると、インテルにミスが出ます。デ・フライが追い詰められてバックパスを出したところでした。

バストーニが先に追いついたのですがハンダノビッチと被り、迷った末に自分で左に持ち出します。すると、後ろのC・ロナウドにかっさらわれて、そのまま無人のゴールに入れらました。

バストーニのミスは珍しいですね。この失点は痛かったです。

攻め続けるも…

後半、最初の決定機を迎えます。

ユベントスがビルドアップで後ろから繋いでいる所を、ビダルがカット。こぼれ球がサンチェスの下に転がり、ブッフォンと1対1です。

シュートはブッフォンを破ったのですが、ゴール前でカバーリングしていた、デミラルに防がれてしまいました。

このシーンは、わざとベンタンクールを空けて、トラップした所をビダルが狙っていたようです。

見事な守備でしたね。このプレイをきっかけに、ユベントスのラインが下がり、インテルが攻める時間が続きました。

前半消されていたブロゾビッチも、前でボールに触る機会が増えます。

 

68分にも決定機を作ります。サンチェスが混戦の中、PA内でボールをキープし、右でフリーになったダルミアンにパス。キックフェイントを入れて、左足でシュートを放ちます。

しかし、ブッフォンに止められました。ダルミアンのシュートフェイントを読んでいたようです。

この試合で、1100試合出場を達成したブッフォンですが、まだ衰えていませんね。やはり素晴らしいGKです。

 

1点が欲しいインテルは、73分にエリクセンを投入します。

今まで負けていても、エリクセンの投入は終了間際でしたので、ここ2試合の活躍でコンテの評価は上がっているようです。

ブロゾビッチがいるので、この試合ではインサイドハーフに入りました。

ちなみに交代されたビダルは、かなり不満を持っていたようです。

 

投入直後に、早速チャンスが来ました。

ブッフォンのパスをカットしたペリシッチが、横にいたエリクセンにパス。PAの少し外から、ダイレクトでシュートを放ちます。

少し当たり損なってしまい、ブッフォンに難なく止めれてしまいました。

1点が遠いですね。

 

逃げ切りたいユベントスは、76分にベンタンクールと代えてアルトゥールを投入します。

この選手が厄介でした。キープ力が高いため、中々ボールが奪えず時間を使われてしまいます。

ユベントスも落ち着きを取り戻し、インテルのプレスがハマらなくなってしまいました。

そのまま、試合終了です。

選手レビュー

リンクマンとなったサンチェス

この試合のサンチェスは、リンクマンとしてチームに貢献していました。

1点目のゴールも、サンチェスのキープから始まっています。

ルカクというターゲットがいない中、下りてきてボールを受けたり、スペースに走ったりとチームを助けていました。

ダルミアンの決定機を作ったシーンも、サンチェスならではのキープだったと思います。狭いスペースでプレイできるのは、強みですね。

決定機を決めていれば、文句なしだったのですが… やはり、全盛期と比べて決定力は落ちているのでしょうか。

スイッチを入れたビダル

後半最初の決定機を作った、ビダルのプレイは見事でした。あのプレイから、流れがインテルに傾きましたね。

ビダルの良さが出たプレイです。

だから、交代させられたのが不満だったのでしょうか。「代わるのはいつも22番じゃないか」と叫んでいたようです。

まあ、点が欲しい場面なので交代は仕方ないですけどね。

2得点のC•ロナウド

今日はこの人にやられましたね。

2点目は、インテルのミスを突く、狡猾なプレイでした。

そういえば、C•ロナウドも交代させられた時めちゃくちゃ不満そうでした。

ただ、ベンチに座ってからは味方に大声で指示を出していたのは流石です。やっぱり、プロフェッショナルですね。

実況の北川さんも言っていましたが、C•ロナウドがベンチに座る姿なんて、滅多に見れないので新鮮でした。

次はフィオレンティーナ戦

2021/2/6 AM4:45 から第21節のフィオレンティーナ戦です。

最近調子がいいらしいので、怖いですね。

前半に戦った時は、点の取り合いでした。

ダンブロージオの決勝点で勝った試合です。年に数回ある、謎の得点力を初戦で出していましたね。

ちなみに、ビダルとナインゴランが、同時交代で出てきた唯一の試合です。夢のコラボでしたね。

あの時は、リベリにコテンパンにされたので、次は上手く抑えて勝って欲しいです。

では!

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