21-22シーズン マッチレポート

21-22シーズン セリエA 32節 インテル×ヴェローナ

前節イタリアダービーを制して、優勝戦戦に踏み留まったインテル。

この勢いを無駄にしないためにも、今節は勝利が必須です。

対戦相手は難敵ヴェローナでした。

 

 

 

結果は、2-0で勝利しました!!

久々に良い状態のインテルを見せてくれましたね。

ハイライト

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試合データ

WhoScored.comより引用しています。

インテルヴェローナ
得点20
ポゼッション47.6%52.4%
シュート(枠内)18(6)9(3)
ブロックされたシュート43
ビッグチャンス42
パス(成功数)399(301)455(368)
クロス(成功数)27(7)15(4)
コーナー102
タックル2415
インターセプト129
クリア832

前半に2点奪えたのが大きかったです。

後半はヴェローナにボールを持たせて、カウンターから追加点を狙っていました。

個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • ヴェローナのマンマーク
  • 適切なポジショニングを見せたインテル
  • 戻ってきたコンディション

1.ヴェローナのマンマーク

今シーズン56得点で、セリエA3位の得点力を誇るヴェローナ。

高い位置からプレスをかけて、ショートカウンターを狙っていました。

プレスの際にはマンマークをつけて、ビルドアップを潰そうとしていました。

2.適切なポジショニングを見せたインテル

ヴェローナのマンマークに対し、インテルは上手くマークを外してビルドアップしていました。

全体的に運動量が多くポジショニングが良かったため、ワンタッチで繋ぐプレイが多かったです。

それによって相手のマークがずれ、パスがテンポ良く繋がっていました。

特にジェコとコレアへの縦パスがよく通っており、その落としから展開してチャンスになるプレイが多かったです。

相手陣内に攻め入る選手も多く、攻撃に厚みが出ていました。

また、ハンダノビッチからのロングボールにもよく競り勝って、マイボールにしていたのも大きかったです。

3.戻ってきたコンディション

今節は、全選手がよく走っていました。

長い代表ウィークで休養が取れたことと、CLがなくなって試合日程が楽になったので、コンディションが良さそうでした。

特に、替えが効かない中盤の疲労を軽減できるのは大きいです。

残り7試合、スタメンが万全の状態で戦って欲しいですね。

全勝して、スクデットを獲得しましょう。

前半

ヴェローナは前線から人数をかけてプレスをするため、途中でボールを奪えれば数的優位でカウンターができます。

その形から、いくつかチャンスを作っていました。

17分にはドゥンフリースのマイナスのクロスから、ペリシッチがダイレクトで合わせてモンティポを強襲。

22分には、先制点を奪いました。

ヴェローナのパスミスを奪ったペリシッチが、左サイドを駆け上がりファーにクロスを送ります。

ジェコやコレアがニアにDFを引き付けて、フリーとなったバレッラがアウトサイドで合わせてゴールを奪いました。

勢いに乗るインテルは、30分にも追加点を奪います。

ディマルコのCKをニアでペリシッチが頭で逸して、ゴール前のジェコが押し込みました。

 

反撃に出たいヴェローナは、35分にゴール前のパス回しでフリーとなったシメオネが決定機を迎えます。

しかし、間合いを詰めたハンダノビッチがシュートを身体に当てて、ゴールとはなりません。

インテルが2−0とリードしたまま、前半は終了しました。

後半

後半に入り、重心を下げたインテルは押し込まれる展開が続きます。

何回かゴールを脅かされるも、最後の所で自由にさせず失点は許しません。

逆に、硬い守備から鋭いカウンターを放っていました。

 

49分にはハンダノビッチのロングスローを受けたジェコが、ドゥンフリースにスルーパス。

PA内で1人躱してシュートを放ちますが、枠を外れました。

73分には自陣からロングカウンターでチャンスを作り、ダンブロージオが決定機を迎えますが、左足のシュートはモンティポに弾かれました。

 

結局、どちらにも得点は生まれず、2-0でインテルが勝利しました。

選手レビュー

 

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MOMはペリシッチ

WhoScored.comによるMOMは、ペリシッチでした。

2アシストを記録して、チームの勝利に貢献。

タッチ数65回、キーパス4本、空中戦勝利数7回と両チームトップのスタッツを記録して左サイドを制圧していました。

後半からは2トップの一角でプレイし、ユーティリティ性も見せていました。

相変わらず豊富な運動量で、チームを救っていましたね。

最近では契約延長の話も出ていますが、この活躍であれば納得です。

久々得点のジェコ

この試合で2点目を記録したジェコ。

シュート数6本と、積極的にゴールを狙っていました。

ハンダノビッチが近くに出し所がない時、ジェコ目掛けてロングボールを蹴るパターンが多いですが、今節はそれをよくマイボールにしてくれていました。

特に、頭で逸してコレアに繋げるプレイが多かった気がします。

ハンダノビッチのロングスローを受けて、ドゥンフリースへスルーパスを送る等、ポストワークがかなり光っていました。

また、ゴール前で2人躱して放ったシュートは、思わず声が出てしまいました。

躍動したバレッラ

貴重な先制点をあげて、チームの勝利に貢献したバレッラ。

コレアへのスルーパスなど、前線で決定的な仕事を果たしていました。

バレッラを攻撃的な仕事に集中させると、結果を出してくれますね。

今節はブロゾビッチ、チャルハノールが後ろから繋いでくれたおかげで、バレッラが前線の仕事に集中できていました。

 

中盤3人が万全の状態であれば、ゲームを支配する事ができます。

今後は試合日程に余裕ができるため、この3人には好調を維持して欲しいです。

次節はスペツィア戦

ミランが引き分け、ナポリが敗戦したため、今節の勝利で首位が近付いてきました。

勝ち点がミランとは2差、ナポリとは並んで暫定2位となりました。

延期分のボローニャ戦に勝てば、首位に立つことができます。

それも合わせて、残り7試合です。

次節は、アウェイでスペツィアと対戦します。

2022416()  AM2:00キックオフです。

 

ミラノダービー、好調ローマとの対戦が待っているため、次節は絶対に勝ちたいですね。

では!

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