2021-2022シーズンのセリエAは、ミランの優勝で幕を閉じました。
インテルは惜しくも2位となりましたが、シーズン前のゴタゴタを考えると十分に良いシーズンを過ごせたと言えます。
スーペルコッパとコッパ・イタリアの制覇による国内2冠、CLは目標のベスト16まで駒を進めました。
シモーネ政権1年目を終えて、特に貢献度の高かった選手をデータで紹介していきます。
※WhoScored.comを参照
インテル スタッツ別ランキングTOP3
※セリエAでの出場時間が少なかった選手は省いており、リーグ戦のみのスタッツです。
平均レーティング
選手 | レーティング/MOM獲得数 |
チャルハノール | 7.28/5 |
ペリシッチ | 7.22/5 |
ラウタロ | 7.18/4 |
チャルハノールが、シーズンを通したWhoScored.comによる最も高い評価を受けました。加入1年目で、素晴らしい活躍ですね。
出場時間
選手 | 試合数/出場時間(分) |
ハンダノビッチ | 37/3330 |
シュクリニアル | 35/3150 |
ブロゾビッチ | 35/2951 |
悪夢のボローニャ戦以外は、ハンダノビッチがスタメンフル出場を務めてくれました。契約延長も進んでいるようで、38歳となる来シーズンもインテルのゴールマウスを守ってくれそうです。
ゴール
選手 | ゴール |
ラウタロ | 21 |
ジェコ | 13 |
ペリシッチ | 8 |
ラウタロがキャリアハイとなる、21ゴールを記録しました。セリエA全体で見ても、3位の数字です。
アシスト
選手 | アシスト |
チャルハノール バレッラ | 12 |
ペリシッチ | 7 |
ベラルディの14アシストに次ぐ、リーグ2位のアシスト数を中盤2人が記録してくれました。ペリシッチも8ゴール7アシストと、見事なスタッツを残しています。
1試合平均パス数
選手 | パス数(成功率) |
ブロゾビッチ | 73.6(92.5%) |
シュクリニアル | 60.0(92.9%) |
バストーニ | 56.3(89.6%) |
契約を延長した、インテルの心臓がダントツの1位となりました。ビルドアップでは必ず彼を経由するため、納得の数字です。
1試合平均キーパス数
選手 | キーパス数 |
チャルハノール | 2.59 |
バレッラ | 1.78 |
ペリシッチ | 1.63 |
昨シーズン、欧州で最多のキーパスを出したチャルハノールが1位となりました。今シーズンも、セリエAでトップのキーパス数となっています。
1試合平均クロス数
選手 | クロス数 |
チャルハノール | 5.76 |
ディマルコ | 4.72 |
ペリシッチ | 4.29 |
CKの影響か、チャルハノールが1位となりました。ただ、流れの中からのクロスで、最多アシストをしたのはペリシッチになりそうです。
1試合平均ドリブル成功数
選手 | ドリブル成功数 |
バレッラ | 1.03 |
ブロゾビッチ | 0.8 |
サンチェス | 0.78 |
ドリブルで抜くといえばペリシッチのイメージでしたが、4位(0.74)でした。バレッラも、テクニックと推進力で局面を変えるシーンを良く見ますね。
1試合平均タックル成功数
選手 | タックル数 |
ブロゾビッチ | 2.2 |
バレッラ | 1.75 |
バストーニ | 1.4 |
中盤の汗かき役2人がトップ2となりました。特にブロゾビッチは、攻守のキーマンであることが分かりますね。
1試合平均インターセプト数
選手 | インターセプト数 |
ペリシッチ | 1.34 |
バストーニ | 1.13 |
デ・フライ | 1.07 |
左サイドに君臨するペリシッチがトップとなりました。攻撃だけでなく、守備でも絶大な貢献をしています。
1試合平均シュートブロック数
選手 | シュートブロック |
シュクリニアル | 0.71 |
バストー二 | 0.39 |
ブロゾビッチ | 0.29 |
DFラインを支える鉄人、シュクリニアルがダントツのトップとなりました。もしかしたら、来シーズンからキャプテンマークを巻くかもしれませんね。
まとめ
インテルにおける、各スタッツのトッププレイヤーはこうなりました。
選手 | スタッツ | |
レーティング/MOM獲得数 | チャルハノール | 7.28/5 |
---|---|---|
試合数/出場時間(分) | ハンダノビッチ | 37/3330 |
ゴール | ラウタロ | 21 |
アシスト | チャルハノール バレッラ | 12 |
平均パス数(成功率) | ブロゾビッチ | 73.6(92.5%) |
平均キーパス数 | チャルハノール | 2.59 |
平均クロス数 | チャルハノール | 5.76 |
平均ドリブル成功数 | バレッラ | 1.03 |
平均タックル成功数 | ブロゾビッチ | 2.2 |
平均インターセプト数 | ペリシッチ | 1.34 |
平均シュートブロック数 | シュクリニアル | 0.71 |
1人の選手に偏ることなく、各選手が満遍なくスタッツのトップに名を連ねました。
バランスの良いチームであることが、証明されたかと思います。
とはいえ、シーズン中にブロゾビッチが抜けた時の戦い方は疑問視されているため、プランBが必要になりそうですね。
今夏の補強に期待です。少なくとも、主力は維持して欲しいです。。
今回は、21-22シーズンスタッツ別ランキングをまとめました。
来シーズンは、スクデット奪還を果たして欲しいですね。
では!