遂に22−23シーズンのセリエAが開幕しました。
昨シーズン惜しくもスクデットを逃したインテルは、昇格組レッチェのホームに乗り込みました。
結果は、1-2で勝利!
ラストプレイで得点を決め、劇的な勝利となりました。
ハイライト
マッチレポート
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試合データ
WhoScored.comより引用しています。
レッチェ | インテル | |
---|---|---|
得点 | 1 | 2 |
ポゼッション | 30.1% | 69.9% |
シュート(枠内) | 10(4) | 19(9) |
ブロックされたシュート | 2 | 5 |
ビッグチャンス | 1 | 3 |
パス(成功数) | 254(184) | 603(523) |
クロス(成功数) | 13(3) | 32(8) |
コーナー | 6 | 8 |
タックル | 9 | 12 |
インターセプト | 13 | 8 |
クリア | 41 | 8 |
圧倒的にボールを保持するもレッチェの守備に苦しみ、終盤にFW4人を入れるパワープレイで1点をもぎ取りました。
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- ソリッドな守備を見せたレッチェ
- ペリシッチ不在の影響
- 層が増したインテル
1.ソリッドな守備を見せたレッチェ
久々に1部へ戻ってきたレッチェですが、硬い守備でインテルを苦しめていました。
前からプレスをかけてサイドへ追い込み、ラフに蹴らせたボールを回収。
自陣に攻め込まれた時はブロックを築いて、GKのファルコネを中心にクロスやシュートを防いでいました。
クリア数も41回を記録しています。
2.ペリシッチ不在の影響
昨シーズンは、ペリシッチが独力で打開してクロスやシュートに繋げるシーンが多々ありました。
また、幅を取って相手のDFラインを広げる役目も果たしていました。
しかしゴセンスは、味方との連携でゴール前に入るプレイを得意としており、ペリシッチと同じ役割は期待できません。
今節を見ても、独力で打開するシーンはなくハーフレーンにポジショニングすることが多いため、ディマルコが普段使うスペースを潰していました。
ゴセンスの特徴を活かした戦い方を、これから模索する必要がありそうです。
3.層が増したインテル
この試合、攻守の要であるブロゾビッチを57分という早さで下げていました。
恐らくイエローを1枚もらっていた関係でしょうが、勝ち越しが必要な場面で彼を下げるのは昨シーズンあまり見られない後継でした。
その後少しボールが回らなくなりましたが、ベンチにムヒタリアンが居たから出来た交代でしょう。
その後もジェコやドゥンフリースが投入されるのを見て、層の厚さを実感しました。
前半
開幕戦となったこの試合ですが、スコアは開始早々の2分に動きました。
ディマルコのアーリークロスをファーにいたダルミアンが頭で折り返し、ルカクがヘディングで叩き込みます。
ルカクが復帰早々に結果を出しました。
その後はレッチェの堅守が光り、均衡状態が続きます。
0-1のまま、前半は終了しました。
後半
後半開始早々の48分、守備からリズムを作っていたレッチェが同点弾を奪います。
フランチェスコとセーサイの2人で、ゴール前までボールを運びます。
フランチェスコが溜めてポケットに入ったセーサイにスルーパスを送り、左足でゴール右隅に流し込みました。
インテルは再び勝ち越しを目指すも、レッチェゴールをこじ開けられません。
時間だけが過ぎていき、終盤にはFW4人を入れてパワープレイを敢行します。
そして、95分のラストプレイでゴールを奪います。
バレッラのCKをラウタロが頭で逸らし、ファーから飛び込んだドゥンフリースが胸で押し込みました。
そのまま試合は終了となり、1-2でインテルが勝利しました。
選手レビュー
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MOMはファルコネ
WhoScored.comによるMOMは、ファルコネでした。
19本にも及ぶシュートを浴びせられるも、尽くシャットアウトしていました。
セーブ数は7回を記録しています。
最後に失点してしまいましたが、インテルを最も苦しめた選手でした。
攻撃を活性化させたドゥンフリース
67分に投入され、積極的なプレイで攻撃を活性化させたドゥンフリース。
ポストを叩くヘディングシュートや、迫力のあるドリブル突破でレッチェゴールを脅かし、ラストプレイで値千金の決勝弾を叩き込みました。
移籍の噂もありますが、彼が残ってくれれば大きな戦力となります。
復帰弾を決めたルカク
開始早々に復帰弾を決めたルカク。
ただ、その後は存在感を見せることはできませんでした。
レッチェがルカクに対し複数人でマークしていたことが原因かもしれませんが、ボールを収めたりドリブルでぶち抜くシーンが少なかったです。
2シーズン前であれば単騎で打開していたシーンでも相手に抑えられていたため、これからコンディションを上げて活躍して欲しいです。
次節はスペツィア戦
今節は薄氷の勝利となりました。
次節はホームにスペツィアを迎えます。
2022年8月21日(日) AM3:45キックオフです。
参考【23-24シーズン】日程・結果
セリエA CL ※当記事は以下のサイトを参考にしています。https://soccer.yahoo.co.jp/ws/category/itahttps://www.whoscored.com/Reg ...
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次節も勝利して、3節のラツィオ戦に弾みをつけたいですね。
では!