22-23シーズンのCLが開幕しました。
インテルはCグループに入り、バイエルン、バルセロナ、プルゼニと同組になりました。
初戦は、ホームにバイエルンを迎え入れています。
結果は、0-2で敗戦。
今のインテルが勝てる相手ではありませんでしたね。
ただデビュー戦となったオナナは、素晴らしい活躍を見せてくれました。
ハイライト
マッチレポート
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試合データ
WhoScored.com、SofaScoreより引用しています。
インテル | バイエルン・ミュンヘン | |
---|---|---|
得点 | 0 | 2 |
ポゼッション | 44.2% | 55.8% |
シュート(枠内) | 9(2) | 21(11) |
ブロックされたシュート | 3 | 7 |
コーナー | 5 | 3 |
ビッグチャンス | 1 | 2 |
GKのセーブ | 10 | 2 |
パス(成功数) | 478(400) | 622(547) |
クロス(成功数) | 15(5) | 11(2) |
ドリブル(成功数) | 9(4) | 12(8) |
ボールロスト | 131 | 114 |
競り合い勝利 | 45 | 46 |
タックル | 17 | 19 |
インターセプト | 15 | 15 |
クリア | 11 | 10 |
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- 攻守で可変となるバイエルンのフォーメーション
- 1失点目が生まれた要因
- 期待の持てるパフォーマンスを見せたオナナ
1.攻守で可変となるバイエルンのフォーメーション
バイエルの基本フォーメーションは4-2-3-1ですが、攻撃時はパバールが残って3バックとなっていました。
左SBのデイビスは高い位置を取り、サネは1列中にポジションを取ります。
デイビスは攻撃時に何度も上がって、インテルを困らせていました。
サネも中央の位置で、2点に絡んでいます。
2.1失点目が生まれた要因
1失点目は、キミッヒからのロングボールをサネに通されてゴールを決められました。
この失点が生まれた要因は、3つあります。
1つ目は、パスを通したキミッヒへのマークが甘くなっていたことです。位置的には、ラウタロがマークすべき所でした。
2つ目は、ダンブロージオがマネの動きに釣られたことです。マネが一瞬裏を狙う動きを見せたことで、サネへのマークが甘くなっていました。
3つ目は、ダンブロージオとドゥンフリースの距離が遠くなったことです。大外に張っていたデイビスを気にしてドゥンフリースが開きすぎたことで、ダンブロージオとの距離が空きサネにそこを使われてしまいました。
インテルのミスもありますが、バイエルンの崩しが上手かったですね。
3.期待の持てるパフォーマンスを見せたオナナ
移籍後初先発となったオナナですが、好パフォーマンスを見せていました。
セーブ数も10回を記録しています。
オナナの反応がハンダノビッチより早く見えたのは、動きの特性なのでしょうか。
また、彼は足元が上手いと聞いていたのでショートパスで繋ぐのかと思っていましたが、ロングボールを多用していたのは意外でした。
バイエルンが質の高いプレスをするので、後ろから繋ぐことを嫌ったのかもしれません。
このパフォーマンスを続けてくれるのであれば、安心してスタメンで使うことができます。
前半
序盤から、バイエルンがボールを握ってインテルが受ける展開が続きました。
中央を固めるインテルに対し、中々崩せないバイエルンはキミッヒのミドルシュートでゴールを狙います。
上手く守っていたインテルですが、25分に失点してしまいました。
センターライン付近からキミッヒがロングボールを出し、ドゥンフリースとダンブロージオの間を突いたサネが抜け出します。
トラップからオナナも躱して、ゴールに流し込みました。
0-1とされて、前半は終了です。
後半
後半も、前半とは大きく流れは変わりません。
インテルは攻撃を受けて、ロングカウンターを狙います。
しかし、66分に追加点を奪われました。
サネがコマンとのワンツー2回で、PA内に侵入します。
中にクロスを送り、ダンブロージオに当たってオウンゴールとなりました。
インテルは追加点を狙うも、チャンスを作れません。
82分には、ガリアルディーニのカットからコレアがGKとの1対1を迎えますが、シュートは枠を外れました。
結局0-2のまま、試合終了となりました。
選手レビュー
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MOMはキミッヒ
WhoScored.comによるMOMは、キミッヒでした。
1アシストを記録して、勝利に貢献しています。
枠内シュート数4本はゲームを通じて1位、タッチ数107回、パス成功数75本は2位の数字です。
前半は中央を固めるインテルを崩すために、積極的なミドルシュートを放っていました。
またDFラインと前線を繋ぐ役割を、きっちりと果たしていました。
前線で時間を作ってくれるジェコ
オナナがロングボールを多用していましたが、ジェコが上手く収めてくれていました。
CKからのヘディングやゴール前でのシュートなど、バイエルンゴールに最も迫っていた選手です。
シュート数3本は、チーム1位の数字。
ミラノダービーではラウタロとコレアの2トップにボールが収まらず苦労しましたが、後半ジェコが入ってからボールが収まるようになりました。
バイエルンレベルの相手でも、前線で時間を作れることを証明してくれました。
ルカクが離脱していることを考えると、ジェコが残っていてくれて本当に良かったです。
移籍後初先発となったムヒタリアン
インテル移籍後、初先発フル出場を果たしたムヒタリアン。
バレッラを出さないのは意外でしたが、ムヒタリアンも遜色ない働きを見せていました。
昨シーズンはバレッラ並びに中盤を休ませらず後半失速しましたが、今シーズンは質の高いローテーションができそうです。
しかし、なぜバレッラを出さなかったのでしょう。
ミリトンへのパンチをまだ許していないのでしょうか。
次はトリノ戦(H)
ダービーに続く敗戦で、公式戦2連敗となってしまいました。
今シーズンは試合間隔が短いため、このままずるずる行かないと良いですが...
次はトリノが相手ですが、かなり嫌な相手ですね。
2022/9/11(日) 1:00キックオフです。
チェック【23-24シーズン】日程・結果
セリエA CL ※当記事は以下のサイトを参考にしています。https://soccer.yahoo.co.jp/ws/category/itahttps://www.whoscored.com/Reg ...
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早く勝利を取り戻したいですね。
では!