22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン CLグループC 2節プルゼニ×インテル

リーグ戦でトリノに勝利して、公式戦の連敗を止めたインテル。

中2日でCLのグループステージを戦いますが、2節はチェコのプルゼニと対戦しました。

結果は、0-2で勝利!!

勝つべき相手にしっかりと勝ってくれました。

公式戦2連勝と、嫌な空気も払拭しつつあります。

ハイライト

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試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用

プルゼニインテル
得点02
ポゼッション28.3%71.7%
シュート(枠内)8(1)19(8)
ブロックされたシュート58
コーナー36
ビッグチャンス04
GKのセーブ61
パス(成功数)266(209)687(633)
クロス(成功数)12(4)23(5)
ドリブル(成功数)11(5)10(4)
ボールロスト97103
競り合い勝利3644
タックル1214
インターセプト115
クリア2217

個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • 早い時間の先制点
  • ゲームプランが崩れたプルゼニ
  • 止めの2点目

1.早い時間の先制点

勝ち点1でも欲しいプルゼニは、何よりも失点を嫌い5-3-2で引きこもる戦術を採用していました。

インテルとしては0-0の時間が長引くと、焦りも生まれ前掛かりとなりカウンターから失点というパターンもあります。

そのため先制点が大事でしたが、20分という早い時間帯にジェコがゴール。

ゴセンスのPA内でのフィジカルと、コレアが3人引き付けてからパスを出したのも効果的でした。

これで無理に攻める必要がなくなり、余裕を持ってプレイできていました。

2.ゲームプランが崩れたプルゼニ

プルゼニのプランとしては、0-0の時間をできるだけ長く続けるというものです。

しかし20分に失点。点を取りに出ざるを得なくなり、30分過ぎにはフォーメーションを4-2-3-1に変更しました。

ただボールの保持はできないので基本的には引いて守り、奪ったらホリーに当て人数をかけたカウンターで得点を狙っていました。

しかし、60分にブハが退場。一気に厳しくなりました。

3.止めの2点目

70%以上のボール保持率で、主導権を握り続けるインテル。

危険なシーンは少ないものの、サイドを崩されてシュートされるシーンは時折見られました。

60分にはプルゼニに退場者が出たこともあり、早めに追加点が欲しい所です。

すると70分に中盤のルーズボールの奪い合いを制して、ジェコとドゥンフリースで追加点を奪いました。

その後は危なげなく時計を進め勝利。インテルは基本的に、プラン通りにゲームを進められていたかと思います。

前半

失点を嫌うプルゼニは、序盤から5バックでラインを低くして自陣に閉じこもります。

インテルが押し込む時間が続きますが、先制点が生まれたのは20分でした。

クリアボールをバレッラがカットして、PA内にロングボールを送ります。

ゴセンスが胸で受けて、横にいたコレアにパス。3人を引き付けて左サイドのジェコにパスを出し、ダイレクトシュートでゴールネットを揺らしました。

30分を過ぎたあたりから、プルゼニがフォーメーションを4-2-3-1に変更して攻勢を強めます。

逆にインテルも、カウンターから得点を狙っていました。

しかしどちらにも得点は生まれず、0-1のまま前半は終了です。

後半

後半に入り、点が欲しいプルゼニは前半より攻撃に人数をかけます。

受けるインテルは、奪ってからのロングカウンターで相手ゴールに迫りました。

迎えた60分、プルゼニが痛恨の退場者を出します。

ルーズボールに対しブハがスライディングした際に、足裏でバレッラのスネを蹴ってしまい一発退場となりました。

数的優位となったインテルは、無理せずに追加点を狙います。

すると、70分に止めを刺しました。

中盤でのボールの奪い合いを制し、ジェコが抜け出してゴール前に運びます。

3人を引き付け逆サイドでフリーになったドゥンフリースにパスを通し、冷静にゴールへ蹴り込みました。

その後は意気消沈したプルゼニを難なくかわし、0-2のまま試合終了です。

選手レビュー

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MOMはジェコ

WhoScored.comによるMOMは、ジェコでした。

1ゴール1アシストを記録して、チームの勝利に貢献しています。

ジェコはプルゼニに対して、直近6試合で9ゴールを決めているようです。

引いて守る相手のゲームプランを崩す意味でも、早い時間帯でのゴールは重要でした。

昨シーズンを見てもフル稼働は難しそうなので、コンディションを保つためにも休養を与えながら使いたいですね。

攻守に貢献したブロゾビッチ

UEFA公式のMOMは、ブロゾビッチが獲得しました。

タックル成功数4回はゲームを通じてトップ、タッチ数103回、パス成功数81本も3位の数字を記録しています。

DFラインまで下りたりサイドに開いたりと、ポジションを変えながらビルドアップに関わっていました。

珍しくマンマークを付けられなかったため、フリーでボールを持つ機会が多かったですね。

移籍後初先発となったアチェルビ

デ・フライに代わり、インテルで初のスタメン出場を果たしたアチェルビ。

相手からのプレッシャーがなかったこともありますが、安定したプレイを見せていました。

タッチ数129回、パス成功数109本、空中戦勝利数3回、クリア5回はゲームを通じてトップの数字です。

ボールの持ち上がりも良かったですし、効果的な縦パスも通していました。

歓迎していなかった一部の現地インテリスタも、この試合を見て見方を変えたのではないでしょうか。

次はウディネーゼ戦(A)

公式戦2連勝で、調子を取り戻しつつあるインテル。

次はリーグ戦で、4連勝中のウディネーゼと対戦します。

好調ローマを4-0で粉砕している、手強いチームです。

2022/9/18(日) 19:30キックオフとなります。

チェック【23-24シーズン】日程・結果

セリエA CL ※当記事は以下のサイトを参考にしています。https://soccer.yahoo.co.jp/ws/category/itahttps://www.whoscored.com/Reg ...

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連勝で終えて、中断期間を迎えたいですね。

では!

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