リーグ戦でトリノに勝利して、公式戦の連敗を止めたインテル。
中2日でCLのグループステージを戦いますが、2節はチェコのプルゼニと対戦しました。
結果は、0-2で勝利!!
勝つべき相手にしっかりと勝ってくれました。
公式戦2連勝と、嫌な空気も払拭しつつあります。
ハイライト
マッチレポート
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試合データ
プルゼニ | インテル | |
---|---|---|
得点 | 0 | 2 |
ポゼッション | 28.3% | 71.7% |
シュート(枠内) | 8(1) | 19(8) |
ブロックされたシュート | 5 | 8 |
コーナー | 3 | 6 |
ビッグチャンス | 0 | 4 |
GKのセーブ | 6 | 1 |
パス(成功数) | 266(209) | 687(633) |
クロス(成功数) | 12(4) | 23(5) |
ドリブル(成功数) | 11(5) | 10(4) |
ボールロスト | 97 | 103 |
競り合い勝利 | 36 | 44 |
タックル | 12 | 14 |
インターセプト | 11 | 5 |
クリア | 22 | 17 |
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- 早い時間の先制点
- ゲームプランが崩れたプルゼニ
- 止めの2点目
1.早い時間の先制点
勝ち点1でも欲しいプルゼニは、何よりも失点を嫌い5-3-2で引きこもる戦術を採用していました。
インテルとしては0-0の時間が長引くと、焦りも生まれ前掛かりとなりカウンターから失点というパターンもあります。
そのため先制点が大事でしたが、20分という早い時間帯にジェコがゴール。
ゴセンスのPA内でのフィジカルと、コレアが3人引き付けてからパスを出したのも効果的でした。
これで無理に攻める必要がなくなり、余裕を持ってプレイできていました。
2.ゲームプランが崩れたプルゼニ
プルゼニのプランとしては、0-0の時間をできるだけ長く続けるというものです。
しかし20分に失点。点を取りに出ざるを得なくなり、30分過ぎにはフォーメーションを4-2-3-1に変更しました。
ただボールの保持はできないので基本的には引いて守り、奪ったらホリーに当て人数をかけたカウンターで得点を狙っていました。
しかし、60分にブハが退場。一気に厳しくなりました。
3.止めの2点目
70%以上のボール保持率で、主導権を握り続けるインテル。
危険なシーンは少ないものの、サイドを崩されてシュートされるシーンは時折見られました。
60分にはプルゼニに退場者が出たこともあり、早めに追加点が欲しい所です。
すると70分に中盤のルーズボールの奪い合いを制して、ジェコとドゥンフリースで追加点を奪いました。
その後は危なげなく時計を進め勝利。インテルは基本的に、プラン通りにゲームを進められていたかと思います。
前半
失点を嫌うプルゼニは、序盤から5バックでラインを低くして自陣に閉じこもります。
インテルが押し込む時間が続きますが、先制点が生まれたのは20分でした。
クリアボールをバレッラがカットして、PA内にロングボールを送ります。
ゴセンスが胸で受けて、横にいたコレアにパス。3人を引き付けて左サイドのジェコにパスを出し、ダイレクトシュートでゴールネットを揺らしました。
30分を過ぎたあたりから、プルゼニがフォーメーションを4-2-3-1に変更して攻勢を強めます。
逆にインテルも、カウンターから得点を狙っていました。
しかしどちらにも得点は生まれず、0-1のまま前半は終了です。
後半
後半に入り、点が欲しいプルゼニは前半より攻撃に人数をかけます。
受けるインテルは、奪ってからのロングカウンターで相手ゴールに迫りました。
迎えた60分、プルゼニが痛恨の退場者を出します。
ルーズボールに対しブハがスライディングした際に、足裏でバレッラのスネを蹴ってしまい一発退場となりました。
数的優位となったインテルは、無理せずに追加点を狙います。
すると、70分に止めを刺しました。
中盤でのボールの奪い合いを制し、ジェコが抜け出してゴール前に運びます。
3人を引き付け逆サイドでフリーになったドゥンフリースにパスを通し、冷静にゴールへ蹴り込みました。
その後は意気消沈したプルゼニを難なくかわし、0-2のまま試合終了です。
選手レビュー
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MOMはジェコ
WhoScored.comによるMOMは、ジェコでした。
1ゴール1アシストを記録して、チームの勝利に貢献しています。
ジェコはプルゼニに対して、直近6試合で9ゴールを決めているようです。
引いて守る相手のゲームプランを崩す意味でも、早い時間帯でのゴールは重要でした。
昨シーズンを見てもフル稼働は難しそうなので、コンディションを保つためにも休養を与えながら使いたいですね。
攻守に貢献したブロゾビッチ
UEFA公式のMOMは、ブロゾビッチが獲得しました。
タックル成功数4回はゲームを通じてトップ、タッチ数103回、パス成功数81本も3位の数字を記録しています。
DFラインまで下りたりサイドに開いたりと、ポジションを変えながらビルドアップに関わっていました。
珍しくマンマークを付けられなかったため、フリーでボールを持つ機会が多かったですね。
移籍後初先発となったアチェルビ
デ・フライに代わり、インテルで初のスタメン出場を果たしたアチェルビ。
相手からのプレッシャーがなかったこともありますが、安定したプレイを見せていました。
タッチ数129回、パス成功数109本、空中戦勝利数3回、クリア5回はゲームを通じてトップの数字です。
ボールの持ち上がりも良かったですし、効果的な縦パスも通していました。
歓迎していなかった一部の現地インテリスタも、この試合を見て見方を変えたのではないでしょうか。
次はウディネーゼ戦(A)
公式戦2連勝で、調子を取り戻しつつあるインテル。
次はリーグ戦で、4連勝中のウディネーゼと対戦します。
好調ローマを4-0で粉砕している、手強いチームです。
2022/9/18(日) 19:30キックオフとなります。
チェック【23-24シーズン】日程・結果
セリエA CL ※当記事は以下のサイトを参考にしています。https://soccer.yahoo.co.jp/ws/category/itahttps://www.whoscored.com/Reg ...
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連勝で終えて、中断期間を迎えたいですね。
では!