CLでプルゼニを撃破し、公式戦連勝中のインテル。
今節はリーグ戦に戻り、ウディネーゼのホームに乗り込みました。
結果は3-1で敗戦…
酷いゲームでした。7節にして、早くも3敗目となっています。
ハイライト
マッチレポート
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試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
ウディネーゼ | インテル | |
---|---|---|
得点 | 3 | 1 |
ポゼッション | 43.8% | 56.3% |
シュート(枠内) | 20(6) | 16(4) |
ブロックされたシュート | 9 | 3 |
コーナー | 7 | 4 |
ビッグチャンス | 1 | 1 |
GKのセーブ | 3 | 4 |
パス(成功数) | 333(251) | 421(336) |
クロス(成功数) | 14(3) | 24(7) |
ドリブル(成功数) | 12(4) | 18(5) |
ボールロスト | 136 | 139 |
競り合い勝利 | 48 | 47 |
タックル | 22 | 17 |
インターセプト | 11 | 6 |
クリア | 21 | 17 |
ウディネーゼ | 3-1 | インテル |
---|---|---|
5' | バレッラ⚽ | |
13' | バストーニ(イエロー) | |
21' | ムヒタリアン(イエロー) | |
シュクリニアル⚽ | 22' | |
30' | ムヒタリアン→ガリアルディーニ | |
バストーニ→ディマルコ | ||
ペレイラ(イエロー) | 39' | |
46' | ディマルコ(イエロー) | |
ウドジェ(イエロー) | 51' | |
べカン(イエロー) | 56' | |
57' | ブロゾビッチ(イエロー) | |
マケンゴ→サマルジッチ | 61' | |
67' | ダルミアン→ダンブロージオ | |
ジェコ→コレア | ||
ペレイラ→エヒジブエ | 69' | |
ベト→サクセス | ||
ロブリック→アルスラン | 79' | アチェルビ→デ・フライ |
ウドジェ→イボス | 80' | |
ビジョル⚽ | 84' | |
アルスラン⚽ | 93' |
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- ウディネーゼのカウンター
- ビルドアップが繋がらないインテル
- 疑問の残る采配
1.ウディネーゼのカウンター
ウディネーゼは、ハイプレスからショートカウンターを狙っていました。
インテルのDFラインが高い時はプレスを緩めますが、バックパス時やGKが持った際には厳しくチェックに行きます。
ゴールキックの時にインテルは4バックの様になって繋ぎますが、ウディネーゼの2トップが2CBをマーク、両ワイドにボールが入った時もすぐにプレスをかけてボールを奪いに行っていました。
ただ、後半にスタミナが切れてプレス強度が下がってからは、DFラインを下げてロングカウンターを狙います。
前に出て行く人数は少なかったですが、デウロフェウや後半に投入されたサクセスを中心としたスピードのあるカウンターは脅威でした。
また、どの選手も攻守の切り替えが早く、球際が強い厄介なチームでした。
2.ビルドアップが繋がらないインテル
ウディネーゼのハイプレスに対し、インテルはビルドアップに苦戦していました。
中心となるブロゾビッチはしっかりとマークされ、判断ミスから高い位置で失うシーンも散見されました。
時折、両サイドのCBがフリーで持ち上がるも、効果的な攻撃には繋がりません。
追い込まれた時はロングボールを蹴りますが、球際で負けてセカンドボールを回収されていました。
3.疑問の残る采配
今節のシモーネ監督の采配には、疑問が残りました。
特に30分という早い時間に、バストーニとムヒタリアンを下げた理由が分かりません。
2人共、イエローをもらっていたからでしょうか?
交代で入ったディマルコとガリアルディーニも、効果的な活躍ができていた様には見えませんでした。
そして終盤には、同点にも関わらずアチェルビに代えてデ・フライを投入。
そのデ・フライの判断ミスからCKを与え、自身がマークする相手に決められる始末でした。
意図が全く読めない采配でした。
前半
4連勝中のウディネーゼは、テンションの高い入りを見せ前からボールを奪いに来ていました。
苦戦するかに思えたインテルですが、5分に先制点を奪います。ダルミアンがゴール前で得た得FKを、バレッラがゴール左上に見事に決めました。
しかし、22分にインテルは追いつかれます。
左サイドからのFKを、シュクリニアルがクリアミスしてオウンゴールとなりました。
その後はウディネーゼのプレスに苦しみ、前に運べない展開が続きます。
お互い追加点が奪えないまま、1-1で前半終了となりました。
後半
後半に入っても、ウディネーゼは積極的なプレスをかけます。
ただ時間が経つにつれて、プレス強度が下がっていきました。
インテルが押し込む展開が続きますが、決定的なシーンは作れません。
すると、終盤の84分に失点。
デ・フライの判断ミスで、相手にCKを与えます。そのCKから、デ・フライがマークを担当するビジョルにニアで合わせられて決められました。
そして93分に止めを刺されます。
ロングカウンターからデウロフェウがクロスを上げて、途中出場のアルスランにヘッドを決められました。
3-1とされて、試合終了です。
選手レビュー
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MOMはデウロフェウ
WhoScored.comによるMOMは、デウロフェウでした。
2アシストを記録して、インテル撃破に貢献。
ビルドアップの中心となり、捕まりにくいポジショニングでボールを引き出しながら前進。
終盤は得意のスピードを活かして、ロングカウンターでインテルゴールに迫っていました。
また流れの中だけでなく、高いキック精度でセットプレイでも脅威となっていました。
調子の上がらないシュクリニアル
シュクリニアルは、この試合でオウンゴールを献上してしまいました。
インターセプト0回、タックル成功数0回、クリア1回と守備面での調子が上がりません。
(タッチ数76回、パス成功数61本はゲームを通じてトップの数字で、ボールに触る機会は多かったです。)
今夏の移籍騒動が、プレイに影響を与えているのでしょうか。
ただ今シーズンは、シュクリニアルだけでなくDF陣の調子が上がりません。
7節を終えて3試合目となる、3失点を喫しています。
今シーズンはラインを低くして構えることが多いため、攻め込まれる時間が増えているのが要因なのでしょうか。
精神的未熟さが出たバレッラ
先制のFKを決めたバレッラ。セットプレイも蹴れるのかと、驚きを与えてくれました。
ただ今節に最も印象に残ったのが、最後にゲームが終わっていないにも関わらず座り込んでいたことでした。
あの姿は見たくなかったです...
私も勝ちは諦めていましたが、ピッチの選手には最後まで戦って欲しかったです。
バレッラは次期キャプテン候補と考えていましたが、あの姿を見ると難しいのかもしれません。
次節はローマ戦(H)
今節の敗戦は、非常に痛いですね。
今シーズンは、前半戦を終えてトップ4位以内に入れていれば上出来かもしれません。
次節は強敵ローマが相手です。
2022/10/2(日) AM1:00キックオフです。
チェック【23-24シーズン】日程・結果
セリエA CL ※当記事は以下のサイトを参考にしています。https://soccer.yahoo.co.jp/ws/category/itahttps://www.whoscored.com/Reg ...
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上位陣に食らいつくためにも、次節は勝利が必須です。
では!