22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン セリエA 11節 フィオレンティーナ×インテル

リーグ戦2連勝と、復調しつつあるインテル。

今節は、アウェイでフィオレンティーナと対戦しました。

結果は、3-4で勝利!!

試合終了間際の劇的ゴールで、勝利をもぎ取りました。

ハイライト

https://youtu.be/Jbcoo0Azvn4

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




フィオレンティーナインテル
3得点4
58.4%ポゼッション41.6%
10(4)シュート(枠内)8(7)
2ブロックされたシュート0
1コーナー2
1ビッグチャンス5
4GKのセーブ1
489(403)パス(成功数)344(252)
16(6)クロス(成功数)11(3)
8(2)ドリブル(成功数)5(2)
133ボールロスト134
39競り合い勝利48
10タックル16
7インターセプト13
13クリア20
フィオレンティーナ3-4インテル
2'バレッラ
イコネ
ゴンザレス
8'
15'ラウタロ
カブラル33'
ボナベントゥーラ35'アチェルビ
ドド38'
ヨビッチ
ダンカン
52'
アムラバト54'
56'バレッラ
イコネ60'
61'ジェコ
コレア
67'ゴセンス
ディマルコ
ドゥンフリース
ダルミアン
73'ラウタロ
ミレンコビッチ79'
ベンティ
ドド
テルジッチ
ビラーギ
82'
バラク
アムラバト
83'
85'ベッラノーヴァ
ラウタロ
88'ドゥンフリース
ヨビッチ90'
95'ムヒタリアン

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • ハイプレスをかけるフィオレンティーナ
  • 収まらないロングボール
  • 試合の締め方が下手なインテル

ハイプレスをかけるフィオレンティーナ

フィオレンティーナは、ハイプレスをかけてショートカウンターから得点を狙っていました。

インテルの3-5-2に対して4-3-3でプレスをかけるため、各ポジションの選手が目の前の選手にマンマーク気味でプレスをかけます。

余裕のない状態でロングボールを蹴らせ、弾いたボールを回収していました。

また、WGのクアメとゴンザレス(8分からはイコネ)から起点を作っていました。

サイドから仕掛けてカットインからシュートを放ったり、クロスを送ってチャンスを作ります。

また、サイドでキープしながら、カブラルに対する斜めの縦パスも狙っていました。

収まらないロングボール

フィオレンティーナにハイプレスをかけられ後方から繋ぐのを嫌ったのか、オナナはロングボールを多用していました。

しかし、そのボールが前線で収まりません。

空中戦勝利数はミレンコビッチが5回(ゲームを通じてトップ)、逆にラウタロとコレアは0回と、CB陣とのエアバトルに勝てませんでした。

しかしジェコが入ってからは、前線でボールが収まるようになります。

3、4点目もロングボールを収め、ジェコが起点となって生まれたゴールでした。

試合の締め方が下手なインテル

1点のリードを守り切るため、85分にはラウタロをベッラノーヴァに代えて5-4-1に変更していました。

しかし、90分にCKから失点してしまいます。

バルセロナ戦でも守りに入った終盤に失点しましたが、インテルは試合の締め方が上手くないですね。

最後の寄せが甘いのか分かりませんが、対策してくれないと今後が不安です。

また、クロスに対する中盤の飛び出しに対応できない点も解決して欲しいです。

PKを与えたシーンは、ボナベントゥーラの飛び出しに誰も付いていけず、ディマルコが遅れて対応したことで生まれたものでした。

その前にも入ってくるイコネに対してディマルコが遅れて対応するシーンがありましたが、クロス対応も改善が必要です。

前半

試合は、開始早々の2分に動きました。

シュクリニアルがロングボールを弾いて、サイドにいたダルミアンに渡り中にパス。

ラウタロのスルーからコレアが落とし、再び受けたラウタロがゴール前に飛び出したバレッラにスルーパスを送ります。

アウトサイドのシュートで、テラッチャーノを破りました。

更に、15分に追加点を奪います。

マルティネスのパスをカットして、受けたラウタロがドリブルで運びます。

2対2となってゴール前でマルティネスを躱し、ラウタロが左足を振り抜いてゴールを奪いました。

良い流れでゲームは進んでいましたが、33分に失点してしまいます。

クロスに入ってきたボナベントゥーラの足を、ディマルコが蹴ってしまいPKを与えます。

カブラルにしっかりと決められて、1点を返されました。

1-2で前半は終了となります。

後半

後半は、拮抗した試合展開が続きました。

しかし、60分に失点します。

ロングカウンターからクアメのパスが、右サイドを走っていたイコネに通ります。

カットインしながらDFをずらし、左足でファーに巻くシュートがクロスバーに当たりゴールに入りました。

73分には、インテルが再び勝ち越しに成功します。

ロングボールをラウタロが収めて、ジェコに渡してドリブルで運びます。

溜めて時間を作りながら、タイミング良く飛び出したラウタロにスルーパス。

飛び出してきたテラッチャーノを躱した際に倒されて、PKを獲得しました。

ラウタロ自身がキッカーを務め、右隅に強烈なシュートを決めました。

インテルは守備固めで、85分にラウタロに代えてベッラノーヴァを投入して5-4-1にします。

しかし、90分に失点しました。

CKからミレンコビッチが頭でPA内にボールを送り、ヨビッチに反転しながらボレーを決められました。

同点で終わるかと思われましたが、ラストプレイでインテルが勝ち越しに成功します。

ドゥンフリースのロングボールをジェコが収めて、飛び出したバレッラにスルーパス。

逆サイドを上がっていたムヒタリアンに、パスを送ります。

途中でベンティがクリアしますが、ムヒタリアンに当たりそのままゴールとなりました。

3-4となって、試合終了です。

選手レビュー

MOMはラウタロ

WhoScored.comによるMOMは、ラウタロでした。

2ゴール1アシストを決めて、チームの勝利に貢献しています。

ラウタロはノーゴールの試合がしばらく続き、一回ゴールが決まるとしばらく連続で決めてくれます。

これまでの傾向通りであれば、今後数試合はゴールを決めてくれそうです。

また、この試合で得点ランクも2位まで上がってきました。

前線で溜めを作れるジェコ

相手のハイプレスによりオナナはロングボールを多用していましたが、あまり前線で収まっていませんでした。

しかしジェコが入った瞬間、前線でボールが収まるようになります。

3、4点目はジェコが起点となって生まれたゴールでした。

サンチェスの退団にルカクの長期離脱、コレアの調子が上がらない中で、ジェコが安定して活躍してくれて助かっています。

調子の上がらないコレア

ハイプレスをかけてくる相手のためか、コレアは存在感が希薄でした。

得意のドリブルは見せられませんし、ロングボールも収まりません。

裏抜けは何回かありましたが、味方とタイミングが合っていませんでした。

今シーズンはサンチェスの代わりとなる役割を期待しているのですが、今の所は調子が上がってきませんね。

次はプルゼニ戦(H)

劇的勝利で、リーグ戦3連勝となったインテル。

次はCLのグループステージで、プルゼニをホームに迎えます。

勝てば決勝トーナメント進出が決まる大事な試合です。

2022/10/27(木) AM1:45キックオフです。

勝ってバイエルン戦を消化試合にしたいですね。

では!

インテル戦見るならDAZN!

DAZN

スポンサーリンク

-22-23シーズン, マッチレポート
-, , , , ,