22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン セリエA 12節 インテル×サンプドリア

公式戦6試合敗けなしと、好調を維持するインテル。

今節はインテルのレジェンドである、スタンコビッチ監督率いるサンプドリアと対戦しました。

結果は3-0で勝利!!

バレッラのリーグ戦3試合連続ゴールも含め、完璧な試合運びで快勝しました。

ハイライト

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




インテルサンプドリア
3得点0
51.6%ポゼッション48.4%
17(8)シュート(枠内)9(2)
2ブロックされたシュート2
3コーナー3
4ビッグチャンス0
3GKのセーブ5
488(398)パス(成功数)453(372)
16(6)クロス(成功数)26(5)
8(3)ドリブル(成功数)13(5)
127ボールロスト138
48競り合い勝利32
14タックル16
10インターセプト13
22クリア10
インテル3-0サンプドリア
19'イェペス
デ・フライ20'
40'コリー
バレッラ44'
45'ビエイラ
イェペス
52'ジュリチッチ
ベッレ
ビジャール
57'ベッレ
61'ガッビアディーニ
バストーニ63'
66'プセット
カプート
67'ビエイラ
ルカク
ラウタロ
コレア
ジェコ
68'
アチェルビ
バストーニ
69'
コレア73'
78'モンテバゴ
ガッビアディーニ
リンコン
ジュリチッチ
ベッラノーヴァ
ドゥンフリース
79'
アスラニ
チャルハノール
83'

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • マンマーク気味で守るサンプドリア
  • ドゥンフリースを狙うオナナのフィード
  • 充実してきたFW陣

マンマーク気味で守るサンプドリア

サンプドリアは相手陣内では前線からプレスを掛けて、後ろはマンマーク気味に守っていました。

ラウタロが中盤まで下りてきても、コリーが深追いしてきます。

しかしマークが遅れるシーンが多く、危険なタックルが散見されました。

イエローカードの枚数も多くなり、サンプドリアは合計6枚のカードを貰っています。

怪我人が出ないか心配でした。(ドゥンフリースは怪我をしてしまいましたが...)

ドゥンフリースを狙うオナナのフィード

今節はオナナがボールを持った際に、ドゥンフリースを狙うシーンが多かったです。

彼が高い位置を取り、相手のSBであるアミオネ(184cm)と競らせていました。

ドゥンフリースの方が身長は1cm低いですが、競り合いで有利に立てると判断したのでしょう。

ただ、アミオネの空中戦勝利数が3回であるのに対し、ドゥンフリースは1回でした。

ドゥンフリースに収めてもらうというより、こぼれ球を回収して2次攻撃に繋げるイメージだったと思います。

充実してきたFW陣

開幕当初から豪華なFW陣に期待がかかっていましたが、ルカクの怪我もあり4人揃うことがありませんでした。

しかし、ルカクはプルゼニ戦で復帰し、調子の上がらなかったコレアにも今節ゴールが生まれています。

ようやくシモーネ監督に、4人の駒が揃いましたね。

現状ではジェコとラウタロのコンビが最もハマっていますが、今後はルカクの出番も増えていきそうです。

今シーズンの過密日程を、タイプが異なる4人のFWを上手く使い分けて勝ち点を積み重ねて欲しいです。

前半

キックオフから、18位に低迷するサンプドリアをインテルが攻め立てます。

20分には、CKから先制点を奪いました。

チャルハノールのキックを、中央でフリーになったデ・フライがヘディングで叩き込みました。

44分には、またもセットプレイから追加点。

自陣でファウルを受けたバストーニが、素早いリスタートで前線に飛び出したバレッラにロングボールを送ります。

見事なトラップから、ボレー気味のシュートを叩き込みました。

2-0となって、前半は終了です。

後半

後半になっても、インテルが支配する展開が続きます。

ジェコやシュクリニアルが決定機を迎えるも、得点は奪えませんでした。

しかし、73分に途中出場のコレアが止めを刺します。

自陣からドリブルで運び、PA手前からのミドルシュートを突き刺しました。

3-0となって試合終了です。

選手レビュー

MOMはチャルハノール

WhoScored.comによるMOMは、チャルハノールでした。

セットプレイから多くのチャンスを作り、1アシストを記録しています。

キーパス4本、タックル成功数4回、インターセプト3回はチームトップの数字でした。

攻守に渡って、素晴らしい数字を残していますね。

チャルハノールは、ボランチで新境地を開拓し結果を出し続けています。

リーグ戦5ゴール目を決めたバレッラ

バレッラはリーグ戦3試合連続ゴール中で、すでにリーグ戦では5ゴールを記録しています。

今シーズン10得点も狙えるペースですね。

今節のゴールも、圧巻でした。

トラップも見事でしたし、シュートも威力がありながらコースを狙った素晴らしいシュートです。

バレッラのPA内への飛び出しは、インテルの大きな武器になっています。

最もボールに多く触るシュクリニアル

オナナがスタメンに定着してから、キャプテンマークを巻いて出場を続けるシュクリニアル。

この試合ではタッチ数88回、パス成功数63本はゲームを通じてトップ。

クリア7回は2位で、空中戦勝利数3回は3位の数字を記録しています。

シーズン序盤は調子を落としていましたが、守備での激しさを取り戻しつつありますね。

ドリブルを仕掛けられた時に、ズルズルと下がるシーンも減ってきています。

次はバイエルン戦(A)

10月のインテルは公式戦6勝1分1敗と、調子を取り戻したといって良さそうです。

次はバイエルン戦ですが、消化試合のため控え中心のメンバーとなりそうですね。

2022/11/2(水) AM5:00キックオフです。

バイエルン戦を終えると、ユヴェントスのイタリアダービーが待っています。

では!

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