22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン CLグループC 6節バイエルン×インテル

公式戦7試合負けなしと、好調を維持するインテル。

今回はCLのグループステージで、バイエルンと対戦しました。

両チーム決勝トーナメント進出が決まっていたこともあり、大幅なターンオーバーをしていました。

結果は、2-0で敗戦

お互いチャンスはありましたが、バイエルンの決定力はさすがでしたね。

ハイライト

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




バイエルンインテル
2得点0
59.7%ポゼッション40.3%
23(8)シュート(枠内)7(4)
7ブロックされたシュート1
4コーナー4
2ビッグチャンス2
4GKのセーブ6
601(538)パス(成功数)393(321)
13(5)クロス(成功数)16(3)
14(10)ドリブル(成功数)6(3)
112ボールロスト115
46競り合い勝利49
13タックル25
8インターセプト7
9クリア14
バイエルン2-0インテル
パバール32'
ザビッツァー38'
40'ゴセンス
デイビス
ウパメカノ
45'
キミッヒ48'
60'ムヒタリアン
バレッラ
ジェコ
ラウタロ
チャルハノール
ガリアルディーニ
ムシアラ
マズラウィ
ニャブリ
マネ
65'
チュポ・モティング72'
テル
チュポ・モティング
73'
ワーナー
コマン
76'カルボーニ
コレア
シュクリニアル
デ・フライ
スタニシッチ88'
90'カルボーニ

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • 4バック+1でビルドアップするバイエルン
  • インテルのハイプレスのかけ方
  • 右SBになって捕まえられなくなったキミッヒ

4バック+1でビルドアップするバイエルン

バイエルンは後方からのビルドアップ時に、4バック+1でボールを運んでいました。

+1の部分は、65分に右SBへポジションを変えるまでキミッヒが担当していました。(その後はザビッツァーが担当)

片方のボランチであるザビッツァーは、トップ下のクラフェンベルフと同じ高さまで上がります。

後方からのビルドアップは4+1に任せて、他の選手がサポートに下りるシーンはあまりありませんでした。

インテルのハイプレスのかけ方

インテルはハイプレスをする時に、バイエルンの4+1に対して4人でプレスをかけていました。

CBは2トップ、SBはボールサイドに近い中盤(ガリアルディーニ or バレッラ)ボランチはアスラニがマークを担当します。

ボールを持たない逆サイドのSBはフリーにしていたため、そこにボールが流れないよう制限をかけていました。

試合を通じてハイプレスは効いていましたが、一度デイビスにプレスを突破されて数的不利を作られるシーンはありました。

右SBになって捕まえられなくなったキミッヒ

キミッヒは65分から、中盤から右SBにポジションを変えていました。

SBになってからは大外に張るだけでなく中に入ってくるため、非常に捕まえづらかったです。

中に入ってボランチのように振る舞うため、マークが定まらずにフリーにしてしまうシーンが多くなりました。

特に後半はフリーになったキミッヒから、DFラインの裏に抜けるニャブリやデイビスにパスを送られるシーンが目立っていました。

キミッヒはタッチ数104回、パス成功数73回でゲームを通じて1位、キーパス3本で2位の数字を記録しています。

前半

消化試合ということもあり、お互い大幅なターンオーバーをしており、球際もそこまで激しくありませんでした。

その中で、先にチャンスを作ったのはインテルです。

デ・フライからロングボールを受けたゴセンスが抜け出し、グラウンダーのクロスを送ります。

ラウタロがスライディングで合わせますが、シュートは枠を捉えませんでした。

32分に失点してしまいます。

CKからラウタロのマークを剥がしたパバールに、ヘディングを叩き込まれました。

1-0とされて前半は終了です。

後半

後半に入ってしばらくは、両者大きなチャンスは生まれませんでした。

その中で65分の交代から流れを掴んだバイエルンが、チャンスを作ります。

ムシアラがドリブルで中央に侵入して、複数人を引き付けサイドでフリーとなったニャブリにパスを出します。

ニャブリはグラウンダーのクロスを送りますが、味方が触れませんでした。

耐えていたインテルですが、73分に失点します。

ライン間でフリーで受けたチュポ・モティングに、ターンから強烈なミドルシュートを突き刺されました。

対するインテルも、終盤にアスラニのパスからジェコが決定機を迎えますが、ボレーはGKに防がれました。

2-0で試合終了です。

選手レビュー

MOMはパバール

WhoScored.comによるMOMは、パバールでした。

CKから貴重な先制点を奪っています。

また守備でも貢献しており、タックル成功数5回、クリア4回はゲームを通じてトップの数字でした。

少し前に出場機会の少なさから不満を持っているというニュースを見ましたが、この試合を機に出場時間が増えるかもしれません。

安定していたダルミアン

そのポリバレント性でインテルを支えるダルミアンですが、この試合では3バックの一角を務めました。

マネのマークという難しいタスクでしたが、よく抑えてくれていました。

インターセプト3回、クリア4回、タックル成功数5回はゲームを通じて1位、空中戦勝利数2回は2位の数字です。

ダルミアンは、どのポジションでも安定したパフォーマンスを見せてくれますね。

初先発のベッラノーヴァ

インテル移籍後、公式戦初先発となったベッラノーヴァ。

独特なリズムでのドリブル突破が目立っていました。

スピード自慢のデイビスが相手でも、臆することなく仕掛けていたのが印象的でした。

細かいドリブルで、縦だけでなく横方向に侵入できる点はドゥンフリースと違います。

自陣でのロスト等まだ不安な部分はありますが、今後の成長に期待できるパフォーマンスでした。

次はユヴェントス戦(A)

インテルは、公式戦8試合ぶりの敗戦となりました。

今回は消化試合なので問題ありませんが、次はユヴェントスとのイタリアダービーが待っています。

ここを落とすと、いよいよスクデットが遠のいてしまうので絶対に勝ちたいですね。

2022/11/7(月) AM4:45キックオフです。

W杯の中断期間までは、リーグ戦を無敗で切り抜けたいですね。

では!

インテル戦見るならDAZN!

DAZN

スポンサーリンク

-22-23シーズン, マッチレポート
-, , , , , ,