22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン セリエA 13節 ユヴェントス×インテル

今節は、ユヴェントスとのイタリアダービーを行いました。

これ以上、上位陣と離されたくない2チームによる激突です。

結果は2-0で敗戦

この敗戦は痛いですね。次節でのバウンスバックに期待するしかありません。

ハイライト

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




ユヴェントスインテル
2得点0
46.8%ポゼッション53.2%
8(3)シュート(枠内)14(4)
2ブロックされたシュート4
2コーナー8
3ビッグチャンス3
4GKのセーブ1
475(391)パス(成功数)521(449)
8(4)クロス(成功数)31(6)
8(3)ドリブル(成功数)9(5)
115ボールロスト129
36競り合い勝利43
12タックル10
10インターセプト10
22クリア5
ユヴェントス2-0インテル
ラビオ52'
56'チャルハノール
68'シュクリニアル
キエーザ
ミリク
73'
74'ゴセンス
ディマルコ
コレア
チャルハノール
ダニーロ77'
ディ・マリア
ミレッティ
81'ブロゾビッチ
ムヒタリアン
ダルミアン
シュクリニアル
ベッラノーヴァ
ドゥンフリース
ファジョーリ84'
シュチェスニー90'

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • 外回りの前半と中を使い始めた後半
  • 揺さぶりをかけ続けた所での失点
  • 流れを変えれるカードがない

外回りの前半と中を使い始めた後半

ユヴェントスは、前半外回りでボール回すシーンが多かったです。

解説の細江さんが言っていたようにボランチが空くことが多かったですが、そこを経由するシーンがほとんどありませんでした。

インテルが中を固めていたこともあるでしょう。

ただ、後半に入ってからはボランチを使うシーンが増えていました。

インテルは目線を一旦中に移動させなければならず、揺さぶられるようになっていました。

揺さぶりをかけ続けた所での失点

インテルが押し込んだ場合、ユヴェントスは5-4-1で守ります。

中央は固められますが、両CBのシュクリニアルとアチェルビは、少し余裕を持ってボールを持てていました。

特に右サイドのシュクリニアルが持つシーンが多く(タッチ数100回、パス成功数86本は1位)、相手の動きを見ながら揺さぶりをかけていました。

揺さぶって徐々に相手のスタミナを奪い綻びを作る狙いでしたが、52分に失点したことでプランが崩れます。

インテルには焦りが生まれ、ユベントスが守りに集中できるようになったことで、揺さぶりが効かなくなっていました。

流れを変えれるカードがない

点を取れる気配のない試合で、インテルには流れを変えられる交代カードがいないですね。

本来であればコレアに期待したいのですが、今節を見てもドリブルは通じてませんし難しそうです。

ルカクが長期離脱しているのも痛いですね。

今はベッラノーヴァを入れて、ドリブル突破させるくらいしかありません。

前半

絶対に勝ちを譲れない両チーム。

先に大きなチャンスを作ったのはインテルでした。

5分、ラウタロのポストプレイからディマルコに展開してクロスを送ります。

ジェコが落として、ラウタロが左足を振り抜くも枠の外に外れました。

26分にはディマルコのCKを、ラウタロがニアでそらしてゴール前のジェコがヘッドするも枠の外。

42分には、ムヒタリアンのロングボールに抜けたバレッラが、ダイレクトで中に折り返しドゥンフリースがフリーで合わせるも枠の上となります。

3つのチャンスを活かせず、0-0のまま前半終了となりました。

後半

後半も、インテルが押し込む展開が続きました。

しかし、CKのカウンターから52分に失点します。

ルーズボールからコスティッチがバレッラを躱して、左サイドを駆け上がります。

深い位置まで侵入して、マイナスのパスをラビオにダイレクトで合わせられてゴールを奪われました。

続く63分には、コスティッチのCKにダニーロが合わせてゴールとなりますが、VARの結果ハンドがあったとして取り消しとなりました。

対するインテルは、74分にパスミスを受けたコレアからラウタロにスルーパスが通りますが、1対1を決めきれません。

すると、84分に止めを刺されます。

カウンターを受けてディ・マリアからコスティッチにスルーパスが通り、溜めてファジョーリに横パスを出します。

フリーで放ったシュートが、ゴセンスに当たりゴールに入りました。

2-0となって試合終了。

選手レビュー

MOMはコスティッチ

WhoScored.comによるMOMは、コスティッチでした。

2アシストで勝利に貢献しています。キーパスも3本通していました。

1点目の1人で左サイドを駆け上がったシーンは、敵ながら凄い突破でした。

ポストに当たるシュートもありましたし、MOMも納得の活躍です。

エースとしての活躍を期待したいラウタロ

ラウタロはインテルのエースです。

それは確実ですが、だからこそ74分の決定機は決めて欲しかったです。

勝手ですが、エースにはチームを救うゴールを期待してしまいます。

ただ、ポストプレイが格段に上手くなりましたね。懐の深いキープから、チャンスを作るシーンが多くなりました。

ドゥンフリースの難しさ

ドゥンフリースの使い方が難しいですね。

今節のように引いて守る相手に対し、何もできないシーンをよく見かけます。

クロス精度は低くドリブルで突破できず、カットインしても左足の精度がないため脅威とはなりません。

ゴール前に入ってこそ真価を発揮しますが、サイドでは怖さを発揮できないです。

せめてクロス精度が上がってくれば、サイドでも存在感を出せるのですが...

次節はボローニャ戦(H)

イタリアダービーの敗戦により、インテルは7位まで順位を落としました。

首位ナポリとは勝ち点11差となりましたが、2位のミランとは5差です。

一旦ナポリは無視して、2位に離されないようにしたいですね。

次節は、ボローニャとの対戦です。

2022/11/10(木) AM4:45キックオフです。

ボローニャには、昨シーズンの雪辱を果たしましょう。

では!

インテル戦見るならDAZN!

DAZN

スポンサーリンク

-22-23シーズン, マッチレポート
-, , , , ,