22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン セリエA 18節 インテル×ヴェローナ

コッパ・イタリアのラウンド16で、延長戦の末にパルマを下したインテル。

疲労が残る中、今節はリーグ戦でヴェローナと対戦しました。

結果は、1-0で勝利!!

またも終盤に失点するのでは、とヒヤヒヤしながら見ていましたが、何とか勝利することができました。

ハイライト

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




インテルヴェローナ
1得点0
56.7%ポゼッション43.3%
11(3)シュート(枠内)6(1)
2ブロックされたシュート2
3コーナー4
ビッグチャンス
1GKのセーブ2
507(422)パス(成功数)375(289)
17(5)クロス(成功数)21(4)
4(2)ドリブル(成功数)19(5)
134ボールロスト153
50競り合い勝利46
21タックル13
1インターセプト8
25クリア15
インテル1-0ヴェローナ
ラウタロ3'
49'ダビドビッチ
53'ヒエン
57'スレマナ
カロン
66'ヴェローゾ
タメゼ
ラサーニャ
イリッチ
マニャイ
ダビドビッチ
コレア
ジェコ
アスラニ
チャルハノール
69'
ゴセンス
ディマルコ
バレッラ
ムヒタリアン
77'
80'ピッコリ
ドイグ
カルボーニ
ラウタロ
89'
90'スレマナ

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • ヴェローナのマンマーク戦術
  • オナナを使ったビルドアップ
  • セカンドボールの回収

ヴェローナのマンマーク戦術

ヴェローナはマンマークで守備を行ない、インテルの細かいパス回しを潰そうとしていました。

ただ、強度はそこまで高くなかったので、ワンタッチパスでマークを外されたり、マークする選手が躱された後のカバーが遅く、ボールを簡単に運ばれるシーンも目立ちました。

またマンマークなので仕方ないのですが、マークする選手に食いつきすぎて、自分が守るスペースをポッカリと空けるシーンもありました。

オナナを使ったビルドアップ

インテルは各選手にマンマークをつけられましたが、その中で唯一プレスをかけられずにボールを持てるのがGKのオナナでした(状況によってはプレスされていました)。

そのため、一度オナナに預けてからボールを展開するシーンが多かったです。

結果的にオナナのタッチ数は55回、パス成功数は40本とアチェルビより多い数字となりました。

また40本のパスの内22本がロングボールで、そのほとんどがジェコを狙ったボールでした。

セカンドボールの回収

前述の通り、オナナからジェコ目掛けたロングボールが多く供給されていました。

ジェコはこの試合で空中戦勝利数が1回しかありませんでしたが(ユリッチは13回)、競りあった後のセカンドボールを回収するシーンが多かったです。

ただ、前半の途中からDFラインが下がってしまったためか、ジェコとラウタロが孤立してこぼれ球を回収できなくなりました。

後半はそこの修正を行ったのか、ロングボールを蹴る時にジェコの周囲に人数を配置して、セカンドボールの回収率を上げていました。

前半

ゲームは開始早々の3分に動きました。

中央付近のダイレクトパスでヴェローナのプレスを躱して、チャルハノールがPA内までボールを運びます。

ラストパスはカットされますが、こぼれ球を拾ったガリアルディーニがシュートして、さらにこぼれた所をラウタロが拾って左足で流し込みました。

続く15分、ダイレクトパスから裏に飛び出したガリアルディーニがチャンスを作ります。

溜めを作りながらアーリークロスを送って、ラウタロが頭で合わせモンティポを脅かしました。

その後はインテルがボールを保持しながら試合を進めて、1-0で前半終了となります。

後半

後半に入り、ヴェローナが圧力を強めてきましたが、インテルは慌てることなく対応します。

ただ、中々追加点を奪うことができません。

63分には、バストーニのロングボールに対してラウタロがダビドビッチとの競り合いを制し、ループシュートを沈めますが、ファウルを取られてゴールは取り消しとなりました。

その後も得点は奪えませんが、ヴェローナの攻撃をしのぎ続け、1-0で勝利しました。

選手レビュー

MOMはラウタロ

WhoScored.comによるMOMは、ラウタロでした。

開始早々の先制点が、決勝ゴールとなっています。

またジェコが下がってからは、ポストプレイもこなしていました。

コッパ・イタリアでも延長戦まで出場しており、疲労がかなり残っているはずですが、相変わらずの献身性とゴールへの嗅覚でチームを勝利に導いてくれました。

怪我も少ないですし、インテル愛も強くファンからも愛される正真正銘のエースです。

起点となったオナナ

今シーズンから新たな守護神として活躍するオナナですが、ハンダノビッチとの大きな違いはパスの精度です。

この試合でも多くのタッチ数とパス成功数を記録して、攻撃の起点となっていました。

プレスをかけられても落ち着いていますし、左右どちらの足でも正確なボールを蹴れるのが強みです。

味方も安心して、オナナにボールを預けています。

結果の出ないコレア

後半から投入されたコレアですが、ほとんど見せ場なく終わりました。

今シーズンはサンチェスの代わりを期待していたのですが、未だにその役割は果たせていません。

守備時のプレス強度も低いですし、仕掛けても簡単にボールを失うシーンが目立ちます。

自信を失っているのかもしれませんが、ルカクも怪我が多いため早く調子を上げて欲しいです。

次節はエンポリ戦(H)

今節の勝利で、ユヴェントスと勝ち点差で並びました。

ナポリが強すぎるため、スクデット獲得は現実味を帯びませんが、なるべく離されないようにしたいです。

次は、スーペルコッパでミランと対戦します。

2023/1/19(木) AM4:00キックオフです。

ミラノダービーなので、絶対に勝ちたい試合ですね。

では!

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