スーペルコッパのミラノダービーを制し、今シーズン初タイトルを獲得したインテル。
勢いに乗る中、今節はエンポリをホームに迎えました。
しかし、結果は0-1で敗戦...
前半での、シュクリニアル退場が響きましたね。
ハイライト
マッチレポート
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
インテル | エンポリ | |
---|---|---|
0 | 得点 | 1 |
49.1% | ポゼッション | 50.9% |
16(1) | シュート(枠内) | 13(8) |
7 | ブロックされたシュート | 2 |
2 | コーナー | 3 |
1 | ビッグチャンス | 1 |
7 | GKのセーブ | 1 |
472(385) | パス(成功数) | 517(439) |
30(8) | クロス(成功数) | 11(4) |
5(1) | ドリブル(成功数) | 12(2) |
135 | ボールロスト | 132 |
54 | 競り合い勝利 | 40 |
23 | タックル | 11 |
11 | インターセプト | 4 |
10 | クリア | 36 |
インテル | 0-1 | エンポリ |
---|---|---|
シュクリニアル | 25' | |
31' | ヘンダーソン アクプロ | |
シュクリニアル | 40' | |
ベッラノーヴァ コレア | 45' | ハス アクプロ |
46' | パリシ | |
64' | バルダンジ カンビアーギ | |
66' | バルダンジ | |
バレッラ | 68' | |
ジェコ ダルミアン ゴセンス ディマルコ アスラニ バレッラ | 71' | |
74' | サトリアーノ ヘンダーソン ファッジーニ バジュラミ | |
ルカク ムヒタリアン | 76' | |
ジェコ | 89' | |
90' | ワルキワイズ カプート |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- エンポリのプレス
- シュクリニアルの退場
- リスクを負った攻撃
エンポリのプレス
インテルの3-5-2に対して、エンポリは4-3-3のフォーメーションでプレスをかけていました。
ポジション的に噛み合っていたため、全員がプレスにハマる形になり、インテルはパスミスを連発していました。
簡単な横パスもミスしていたので、疲れもあったのかもしれません。
また、前半はジェコがいないことで前線でボールが収まらず、時間を作れていませんでした。
コレアとラウタロが、連携を見せるシーンもほとんどなかったです。
シュクリニアルの退場
40分に、シュクリニアルが2枚目のイエローカードをもらい退場となりました。
1枚イエローカードをもらっている事を考えても、軽率なファウルでした。
契約更新拒否のニュースが出てましたが、モロにプレイに影響した印象です。
今シーズンは不安定なプレイが続き、徐々に調子が戻ってきていたのですが、後半戦が心配です...
リスクを負った攻撃
シュクリニアル退場後の前半は4-3-2のフォーメーションでしたが、後半の頭からは3-5-1に変更していました。
いつもの様にバストーニも上がって、攻撃に厚みをもたらします。
プレスも積極的にかけるので、かなりリスクを負った攻めをするなと思っていると、カウンターから失点しました。
今シーズンは引き分けが極端に少ないですが、この辺りのリスクマネジメントができていないことが原因かもしれません。
また、失点シーンは全体的に戻りが遅く感じたので、かなり疲労が溜まっていそうです。
特に中盤は、アスラニをもう少し積極的に使ってコンディション調整をして欲しいです。
前半
立ち上がりから、エンポリのプレスに苦しめられました。
簡単なパスミスが多く、プレスに行っても躱されるシーンが目立ちます。
12分には、ロングボールに抜け出されたカンビアーギにシュートを打たれました。
インテルは、20分にようやく反撃します。
右サイドで仕掛けたダルミアンが、味方に下げてクロスを送ります。
ファーでフリーになったディマルコがボレーを放つも、GKのセーブに阻まれました。
32分にも、右サイドからのクロスをディマルコが折り返し、ラウタロがゴール前で合わせるも枠に飛ばず。
前半はクロス時に、ディマルコがファーでフリーになるシーンが目立っていました。
そして迎えた40分。
シュクリニアルが足を上げた際に、カプートの頭を蹴ってしまい2枚目のイエローカードで退場となりました。
前半は、0-0のまま終了しました。
後半
1人少ないインテルは、コレアに替えてベッラノーヴァを投入して5-3-1に変更しました。
リスクを負った攻撃を見せるも、度々カウンターからピンチを招きます。
58分にはロングカウンターから3対2の状況を作られ、シュートを打たれるもオナナのセーブで凌ぎました。
しかし、66分に失点。
攻め込んだ所を奪われて3対3の状況を作られ、バイタルエリアでフリーになったバルダンジにシュートを決められました。
その後は、ジェコやルカクを投入してインテルは同点を目指します。
CKからクロスバーを叩くシーンもありましたが、結局得点は奪えませんでした。
0-1で、試合終了となりました。
選手レビュー
MOMはオナナ
WhoScored.comによるMOMは、オナナでした。
何度もカウンターからピンチを招くも、オナナのセーブで凌いでいました。
結局、セーブ数は7回を記録しています。
ゴールシーンもボールには触っていたのですが、惜しくも止めることができませんでした。
足元の上手さが目立ちますが、水準以上のセーブ力を誇っています。
シュクリニアルの退場
インテルは前半から調子が悪かったですが、シュクリニアルの退場は響きました。
契約延長問題で、メンタル面が安定していないのでしょうか。
PSGと個人合意しているという報道もありますし、冬に売却するという噂もあります。
残って欲しかったですが、期待は薄そうですね。
シュクリニアルの穴は大きいので、誰で埋めるのか心配です。
実力を出し切れていないベッラノーヴァ
後半から出場したベッラノーヴァですが、判断の悪さが目立っていました。
出場直後のパスミスもあり、得意のドリブルでの突破もあまりさせてもらえず。
終盤に前線へ早くボールを送りたい時も、ベッラノーヴァで止まるシーンが目立ちました。
ドゥンフリースは、売却対象になっているのでしょうか?
現状三番手と、かなり序列が下がっているのが気になります。
次節はクレモネーゼ戦(A)
手痛い敗戦で、スクデットの夢はほぼ潰えました。
リーグ戦はCL圏内を目指しつつ、CLとコッパ・イタリアで結果を残す方向になりそうです。
次節は、クレモネーゼと対戦となります。
2023/1/29(日) AM2:00キックオフです。
勝利して、再び流れを取り戻したいですね。
では!