22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン セリエA 20節 クレモネーゼ×インテル

前節、エンポリにまさかの敗戦を喫したインテル。

シュクリニアルとバレッラを出場停止で欠く中、今節はクレモネーゼと対戦しました。

結果は1-2で勝利!!

エースラウタロの2ゴールで、逆転勝利となりました。

ハイライト

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




クレモネーゼインテル
1得点2
35.2%ポゼッション64.8%
12(4)シュート(枠内)30(10)
2ブロックされたシュート8
2コーナー14
0ビッグチャンス2
8GKのセーブ2
327(251)パス(成功数)594(520)
13(7)クロス(成功数)37(19)
13(3)ドリブル(成功数)5(2)
108ボールロスト114
27競り合い勝利44
8タックル16
12インターセプト9
36クリア11
クレモネーゼ1-2インテル
オケレケ11'
21'ラウタロ
29'アチェルビ
38'チャルハノール
デセレス
チョーファニ
ギャン
カスタネッティ
60'
65'ラウタロ
ブナウト
ビアンケッティ
67'アスラニ
チャルハノール
ゴセンス
ディマルコ
ザニマッキア
オケレケ
72'
77'ルカク
ジェコ
コレア
ラウタロ

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • ロングカウンターを狙うクレモネーゼ
  • ジェコとラウタロのポジショニング
  • 連動性のなかった右サイドの攻撃

ロングカウンターを狙うクレモネーゼ

両チーム3-5-2のフォーメーションを利用するため、ミラーゲームとなりました。

クレモネーゼは自陣に閉じこもり、奪ったら素早く前線にボールを送って得点を狙います。

支配率を見ても、35.2%と低い数字となりました。

11分には狙い通りに先制点を奪いましたが、10分後に同点に追いつかれます。

リードする時間帯を長く保ちたかったでしょうが、早々に同点に追いつかれてプランが少し狂いましたね。

ジェコとラウタロのポジショニング

ジェコとラウタロの2人は、縦関係を作って深さを出していました。

主にジェコが高い位置に留まってDFラインをピン留めして、ラウタロがその手前を自由に動き回ります。

おかげでクレモネーゼが作るコンパクトなブロックの中でも、ラウタロはフリーでボールを捌けていました。

ラウタロを経由することで、攻撃のリズムが生まれるシーンが多かったです。

連動性のなかった右サイドの攻撃

今節はガリアルディーニ、ドゥンフリース、ダルミアンの3人で右サイドのユニットを組んでいました。

しかし、連動して右サイドから崩す場面はほとんどなかったです。

ドゥンフリースは個人での突破が目立ったものの、パスで抜け出すシーンはあまりなく、ガリアルディーニもバックパスばかり選択していました。

移籍希望を出しているガリアルディーニより、将来性のあるアスラニを起用して欲しかったです。

前半

インテルは立ち上がりから、相手を押し込んでチャンスを作っていました。

しかし、11分にクレモネーゼに先制を許します。

スローインからパスを受けたオケレケが、PA手前からミドルシュートを放ってゴール右隅に決まりました。

ビハインドを負ったインテルですが、21分に同点に追いつきます。

CKからジェコがボレーを放ち、こぼれ球をラウタロが押し込みました。んだ。

その後、カウンターからクレモネーゼにチャンスを作られるもオナナのセーブ等で凌ぎます。

45分には、ディマルコのミドルシュートのこぼれ球にラウタロが反応するも、GKにセーブされました。

1-1のまま、前半は終了です。

後半

後半の立ち上がり、ショートコーナーからディマルコが角度のない位置でシュートを放ちGKを襲いました。

良い入りを見せたインテルは、前半同様クレモネーゼを押し込みます。

そして、65分に勝ち越しに成功しました。

ジェコのスルーパスをPA内で受けたラウタロが、シュートを放ちDFに当たってゴールに吸い込まれた。

エースの2発目で逆転に成功。残りの時間もゲームをコントロールしながら、クレモネーゼの反撃を凌ぎました。

1-2で、インテルの勝利です。

選手レビュー

MOMはラウタロ

WhoScored.comによるMOMは、ラウタロでした。

キャプテンマークを巻き、2ゴールを決めてチームの勝利に貢献しました。

シュート数も8本と、ジェコに次ぐ本数となっています。

ここ最近は試合に出ずっぱりなので疲労が心配ですが、その中でも貴重なゴールを決め続けてくれています。

アンカーにハマったチャルハノール

チャルハノールは、この試合でディマルコと並ぶ5本のキーパスを出しました。

CKからも正確なボールを送って、チャンスを作っていました。

長期離脱するブロゾビッチの代わりに、アンカーとして見事にハマっています。

守備も献身的に行っていますし、チャンスとあれば前線にも飛び出しています。

ブロゾビッチが戻ってきたら、攻撃に出るシーンが増えるので得意のミドルシュートにも期待したいです。

CBで出場したダルミアン

今節は、右CBで出場したダルミアン。

シュクリニアルの去就次第では、後半戦も右CBでの出場が増えそうです。

ダルミアンは信用していますし、今節もさすがの安定感を見せていましたが、年齢もありますし後半戦に少し不安が残ります。

ダンブロージオと回していくのでしょうか。

次はアタランタ戦

今節の勝利により、2位に浮上したインテル。

ナポリの背中は遠いですが、このまま2位をキープしていきたいです。

次は、コッパ・イタリアでアタランタと対戦します。

2023/2/1(水) AM5:00キックオフです。

アタランタ戦を制して、ミラノダービーに弾みをつけたいですね。

では!

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