前節、エンポリにまさかの敗戦を喫したインテル。
シュクリニアルとバレッラを出場停止で欠く中、今節はクレモネーゼと対戦しました。
結果は1-2で勝利!!
エースラウタロの2ゴールで、逆転勝利となりました。
ハイライト
マッチレポート
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
クレモネーゼ | インテル | |
---|---|---|
1 | 得点 | 2 |
35.2% | ポゼッション | 64.8% |
12(4) | シュート(枠内) | 30(10) |
2 | ブロックされたシュート | 8 |
2 | コーナー | 14 |
0 | ビッグチャンス | 2 |
8 | GKのセーブ | 2 |
327(251) | パス(成功数) | 594(520) |
13(7) | クロス(成功数) | 37(19) |
13(3) | ドリブル(成功数) | 5(2) |
108 | ボールロスト | 114 |
27 | 競り合い勝利 | 44 |
8 | タックル | 16 |
12 | インターセプト | 9 |
36 | クリア | 11 |
クレモネーゼ | 1-2 | インテル |
---|---|---|
オケレケ | 11' | |
21' | ラウタロ | |
29' | アチェルビ | |
38' | チャルハノール | |
デセレス チョーファニ ギャン カスタネッティ | 60' | |
65' | ラウタロ | |
ブナウト ビアンケッティ | 67' | アスラニ チャルハノール ゴセンス ディマルコ |
ザニマッキア オケレケ | 72' | |
77' | ルカク ジェコ コレア ラウタロ |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- ロングカウンターを狙うクレモネーゼ
- ジェコとラウタロのポジショニング
- 連動性のなかった右サイドの攻撃
ロングカウンターを狙うクレモネーゼ
両チーム3-5-2のフォーメーションを利用するため、ミラーゲームとなりました。
クレモネーゼは自陣に閉じこもり、奪ったら素早く前線にボールを送って得点を狙います。
支配率を見ても、35.2%と低い数字となりました。
11分には狙い通りに先制点を奪いましたが、10分後に同点に追いつかれます。
リードする時間帯を長く保ちたかったでしょうが、早々に同点に追いつかれてプランが少し狂いましたね。
ジェコとラウタロのポジショニング
ジェコとラウタロの2人は、縦関係を作って深さを出していました。
主にジェコが高い位置に留まってDFラインをピン留めして、ラウタロがその手前を自由に動き回ります。
おかげでクレモネーゼが作るコンパクトなブロックの中でも、ラウタロはフリーでボールを捌けていました。
ラウタロを経由することで、攻撃のリズムが生まれるシーンが多かったです。
連動性のなかった右サイドの攻撃
今節はガリアルディーニ、ドゥンフリース、ダルミアンの3人で右サイドのユニットを組んでいました。
しかし、連動して右サイドから崩す場面はほとんどなかったです。
ドゥンフリースは個人での突破が目立ったものの、パスで抜け出すシーンはあまりなく、ガリアルディーニもバックパスばかり選択していました。
移籍希望を出しているガリアルディーニより、将来性のあるアスラニを起用して欲しかったです。
前半
インテルは立ち上がりから、相手を押し込んでチャンスを作っていました。
しかし、11分にクレモネーゼに先制を許します。
スローインからパスを受けたオケレケが、PA手前からミドルシュートを放ってゴール右隅に決まりました。
ビハインドを負ったインテルですが、21分に同点に追いつきます。
CKからジェコがボレーを放ち、こぼれ球をラウタロが押し込みました。んだ。
その後、カウンターからクレモネーゼにチャンスを作られるもオナナのセーブ等で凌ぎます。
45分には、ディマルコのミドルシュートのこぼれ球にラウタロが反応するも、GKにセーブされました。
1-1のまま、前半は終了です。
後半
後半の立ち上がり、ショートコーナーからディマルコが角度のない位置でシュートを放ちGKを襲いました。
良い入りを見せたインテルは、前半同様クレモネーゼを押し込みます。
そして、65分に勝ち越しに成功しました。
ジェコのスルーパスをPA内で受けたラウタロが、シュートを放ちDFに当たってゴールに吸い込まれた。
エースの2発目で逆転に成功。残りの時間もゲームをコントロールしながら、クレモネーゼの反撃を凌ぎました。
1-2で、インテルの勝利です。
選手レビュー
MOMはラウタロ
WhoScored.comによるMOMは、ラウタロでした。
キャプテンマークを巻き、2ゴールを決めてチームの勝利に貢献しました。
シュート数も8本と、ジェコに次ぐ本数となっています。
ここ最近は試合に出ずっぱりなので疲労が心配ですが、その中でも貴重なゴールを決め続けてくれています。
アンカーにハマったチャルハノール
チャルハノールは、この試合でディマルコと並ぶ5本のキーパスを出しました。
CKからも正確なボールを送って、チャンスを作っていました。
長期離脱するブロゾビッチの代わりに、アンカーとして見事にハマっています。
守備も献身的に行っていますし、チャンスとあれば前線にも飛び出しています。
ブロゾビッチが戻ってきたら、攻撃に出るシーンが増えるので得意のミドルシュートにも期待したいです。
CBで出場したダルミアン
今節は、右CBで出場したダルミアン。
シュクリニアルの去就次第では、後半戦も右CBでの出場が増えそうです。
ダルミアンは信用していますし、今節もさすがの安定感を見せていましたが、年齢もありますし後半戦に少し不安が残ります。
ダンブロージオと回していくのでしょうか。
次はアタランタ戦
今節の勝利により、2位に浮上したインテル。
ナポリの背中は遠いですが、このまま2位をキープしていきたいです。
次は、コッパ・イタリアでアタランタと対戦します。
2023/2/1(水) AM5:00キックオフです。
アタランタ戦を制して、ミラノダービーに弾みをつけたいですね。
では!