22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン コッパ・イタリア ラウンド8 インテル×アタランタ

シュクリニアルの退団問題で揺れるインテル。

今回はコッパ・イタリアのベスト8で、アタランタと対戦しました。

結果は1-0で勝利!!

シュクリニアルの代わりに右CBで出場した、ダルミアンの決勝ゴールで勝つことができました。

ハイライト

マッチレポート

試合データ

SofaScoreより引用しています。




インテルアタランタ
1得点0
51%ポゼッション49%
14(3)シュート(枠内)10(1)
4ブロックされたシュート2
6コーナー3
0ビッグチャンス1
1GKのセーブ2
505(424)パス(成功数)503(416)
27(5)クロス(成功数)10(4)
14(7)ドリブル(成功数)18(8)
138ボールロスト138
46競り合い勝利50
21タックル13
7インターセプト12
14クリア24
インテル1-0アタランタ
ゴセンス32'
54'ルックマン
パシャリッチ
ホイルンド
サパタ
ダルミアン57'
67'エデルソン
ハテブール
ムリエル
ボガ
ディマルコ
ゴセンス
ジェコ
ルカク
アスラニ
チャルハノール
71'ソッピー
スカルヴィーニ
ダンブロージオ
ドゥンフリース
77'
ラウタロ82'
コレア
ラウタロ
85'
コレア
オナナ
90'ソッピー

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


個人的なレビュー

個人的なゲームのポイントをまとめます。

ポイント

  • 慎重な入りを見せたアタランタ
  • インテルの守備の使い訳
  • 復調の兆しを見せたルカク

慎重な入りを見せたアタランタ

アタランタといえば、個人的にはオールコートのマンツーマンでハイプレスをかけてくるイメージがありました。

しかし、この試合ではDFラインへのプレスをあまりせず、5-4-1のブロックを作って守っており、慎重な入りを見せていました。

特に、両脇のCBへのプレスは緩かったです。

そのため、ダルミアンのボールタッチ数は86回、パス成功数は65本でチーム1位の数字となりました。

インテルの守備の使い訳

この試合だけではないですが、インテルはハイプレスをかける時と、自陣でブロックを作る時で守備を使い分けています。

相手のゴールキックであったり味方の陣形が整っている時は、相手陣内の深い位置までプレスをかけます。

バレッラは相手の左CBにプレスをかけ、チャルハノールも高い位置まで上がってボランチにプレスをかけていました。

逆にプレスの準備が整っていなかったり自陣まで運ばれそうな時は、ラインを低くして5-3-2のブロックを作って守ります。

中央を固めて、外回りでボールを回させるようにしていました。

復調の兆しを見せたルカク

この試合で久々にスタメン出場を果たしたルカクですが、前半は不調でした。

ラウタロとの距離感も遠く、ボールが収まりません。

しかし、後半からはシモーネの指示があったのか、攻撃の中心になっていました。

前線で相手を手で抑えながらボールをキープして、味方が上がる時間を作っていました。

ルカクがキープすることで相手のDFラインも押し下がり、決勝点にも繋がっています。

前半

好調をキープするアタランタですが、この試合で主導権を握ったのはインテルでした。

21分には、アチェルビのクロスがこぼれた所を、バレッラが左足のボレーを放ちGKを襲います。

38分には、綺麗なパス回しから右サイドのドゥンフリースに渡り、クロスを送りますがギリギリ味方に合いませんでした。

続く41分には、ボガから奪った後にチャルハノールがミドルシュートを放ち、ポストに当たりました。

何度かチャンスを作りましたが、スコアレスのまま前半は終了です。

後半

後半に入り、ルカクを中心に攻撃を組み立てていました。

しかし、53分にピンチを招きます。

ボガが突破して送ったクロスがこぼれて、フリーのメーレにシュートを打たれるも枠の上に飛びました。

直後の57分に、インテルが勝ち越しに成功します。

チャルハノールの縦パスをラウタロが落として、受けたダルミアンが左足を振り抜きゴール右隅に決まりました。

その後は、アタランタの攻撃を凌ぎます。

64分にはFKのトリックプレイから、ボガにミドルシュート打たれるもポストをかすめて外れました。

ただ守備陣の奮闘もあり、守りきって1-0でインテルが勝利しました。

選手レビュー

MOMはダルミアン

SofaScoreによるMOMは、ダルミアンでした。

決勝ゴールを決めて、チームの勝利に貢献しています。

ボールタッチ数は86回、パス成功数は65本でチーム1位の数字となりました。

シュクリニアルの去就問題で揺れる中、代わりに出場したダルミアンのゴールは気持ちよかったです。

契約延長も発表され、今後のさらなる活躍に期待しています。嬉しいニュースです。

ハイパフォーマンスを見せたデ・フライ

シュクリニアルの退団が決定的なため、CBが手薄になりそうです。

その中で、今回出場したデ・フライは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。

マークするサパタをほぼ完璧に抑え、無失点での勝利に貢献しています。

このパフォーマンスを続けてくれるなら、後半戦は大きな戦力となってくれそうです。

後半戦に期待したいルカク

前半は存在感のなかったルカクですが、後半は見違えるようなプレイを見せていました。

特にポストプレイが効果的で、相手を手で抑えながらボールを受けて、味方が上がる時間を作っていました。

コンテ時代のルカクが、よくやっていたプレイですね。

その間にラウタロも含めて、中盤の飛び出しからチャンスが生まれていました。

今後も安定してこの役割をしてくれるなら、後半戦に期待できそうです。

次節はミラノダービー(H)

アタランタ戦の勝利で、次のミラノダービーに向けて弾みがつきました。

ミランは3連敗中と不調ですが、油断せずに戦って欲しいです。

2023/2/6(月) AM4:45キックオフです。

勝って、シュクリニアルの移籍騒動の鬱憤を晴らしたいですね。

では!

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